好いところ

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  • 正太は叔父の顔を見て、丁度好いところへ来てくれたという風に言った。 島崎藤村『家』より引用
  • 葉絵子 さうおつしやると、あの方の好いところは、丸でないわけね。 岸田国士『あの星はいつ現はれるか』より引用
  • 榛名は大変好いところだと云う話だからどうかして行って見たい。 宮本百合子『日記』より引用
  • わたしの性格にはそうした人の好いところが多分にあって、自分でも困った男だと思っているのである。 鮎川哲也『死者を笞打て』より引用
  • この話についても、私は程好いところを歩いたことになる。 豊島与志雄『程よい人』より引用
  • 田村は人のいところがあるから、二人を殺したところで神経が参ってしまった。 西村京太郎『みちのく殺意の旅』より引用
  • 此等と比較しつつ味うと赤人の歌の好いところもおのずから分かるわけである。 斎藤茂吉『万葉秀歌』より引用
  • あれでなかなか気の好いところもあるんだがね。 渡辺温『花嫁の訂正』より引用
  • 常に分を守って、程好いところで満足しているのだ。 豊島与志雄『程よい人』より引用
  • 「何ですか」という私の手を引っぱって、程好ほどよいところに立たれます。 小金井喜美子『鴎外の思い出』より引用
  • そうして今ちょうど気分の好いところだからお目にかかれるという患者の承諾をもたらした。 夏目漱石『行人』より引用
  • そうして今ちょうど気分のいところだからお目に掛かれるという患者の承諾をもたらした。 夏目漱石『行人』より引用
  • はししたながれる木曽川きそがはがよくえて、ふかやまなからしい、景色けしきいところでした。 島崎藤村『ふるさと』より引用
  • 離座敷はなれから母屋おもやの方へ通う廊下つづきには庭の見透みとおしの好いところがあった。 島崎藤村『新生』より引用
  • どうやら、この中年寄は、人の好いところもあるようであった。 柴田錬三郎『岡っ引どぶ 巻三』より引用
  • 人の好いところがあって、女に手を出したり、貧乏人の懐を狙ったりはしなかったからである。 西村京太郎『浅草偏奇館の殺人』より引用
  • 一度行ったら病みつきになってしまって、はっはっは、実に好いところだ。 牧逸馬『アリゾナの女虎』より引用
  • そこが安さんの好いところじゃないか。 林不忘『安重根』より引用
  • ただわたしも二度と人のいところをばかにされないように気をつけて、ずっと奥さんに負けずによそよそしくしています。 エミリー・ブロンテ/岡田忠軒訳『嵐が丘』より引用
  • 氏郷はかくの如く厳しい男だったが、他の一面には又人を遇するにズバリとした気持の好いところも有った人だった。 幸田露伴『蒲生氏郷』より引用
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好いところ の使われ方