女房

全て 名詞
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  • 女房を奪われながらも、万年屋は目と鼻の間の三州屋に宿を取っている。 小栗風葉『世間師』より引用
  • どの女のためよりも、ただ女房の身を思うのが私の偽らぬ心なのである。 坂口安吾『安吾人生案内』より引用
  • そして田舍の女房子供たちまでも、お前といつしよのことを知つてゐる。 葛西善蔵『蠢く者』より引用
  • それだけ言って、女房の産が近づいた人のようにさっさと帰って行った。 織田作之助『夜の構図』より引用
  • しかし自分の女房に淫売をさせるなぞという悪いことはしたことがない。 大杉栄『獄中記』より引用
  • 知れたらきっとなにかの面倒が起るであろうと女房は仔細らしく話した。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 彼は女房と一人の伜とを置き去りにして、どこへか姿を隠してしまった。 岡本綺堂『心中浪華の春雨』より引用
  • 女房が支那人だといふことは、わしが支那で仕事をする上の必要条件です。 岸田国士『北支物情』より引用
  • 先生の家族は、先生の母と二人の子供と女房アキ子の五人暮しであった。 坂口安吾『遺恨』より引用
  • 声のする方を見ると、いつの間にか女房が私と肩を並べて歩いている。 海野十三『殺人の涯』より引用
  • 子供は毎日風呂に入れてやっていたし、女房とも同じ布団で寝ていた。 植松真人『新世界交響曲』より引用
  • 女房はすこし驚いたように半七の顔を見たが、やがて又笑い出した。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 野村さへその気なら生涯野村の女房でゐたいと思ふやうになつてゐた。 坂口安吾『続戦争と一人の女』より引用
  • 四十に近い古女房が鉄漿かねぐろの口をゆがめて、暗い庭さきを眺めていた。 岡本綺堂『小坂部姫』より引用
  • 彼は心中をやりそこねるまでは独身だつたが、その後女房を五人かへた。 坂口安吾『金銭無情』より引用
  • そのうちに愛想あいそのいい女房も出て来て、二人は二階の小座敷へ案内された。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 人間が女房かかあなしで生きられぬことは、陛下も御承知ではござりませぬか。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • 女房に茶を出されて、世間話を二つ三つして、半七もつづいて出た。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • もっとも世の中で理想の女房、あるいは夫というようなものはない。 日本経済新聞社『私の履歴書』より引用
  • しかし六平の女房と村の入口まで一緒に来たことは女房の話で分った。 加能作次郎『恭三の父』より引用
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