奥深い

全て 形容詞
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  • 身体の奥深いところで泥をかぶっていたなにかの記憶がもぞりと動いた。 馳星周『夜光虫』より引用
  • ひとつの考えが、頭の最も奥深い部分で具体的な形をとりはじめていた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター04 エイリアン黙示録』より引用
  • かつて自分の妻だった女の体の奥深くに、彼は男性器を突き入れ続ける。 大石圭『飼育する男』より引用
  • 心の奥深くにある対立が外の世界に具体的な表現の場を見つけたのだ。 石田衣良『反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク5』より引用
  • 簑田にとっては野球の奥深さを考えさせられるきっかけになったという。
  • 思えば人間の心の奥深いところはだれにも分らないのでございましょう。 福永武彦『草の花』より引用
  • ふたりは会って挨拶をかわしたのち、奥深い後堂にはいって席についた。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(六)』より引用
  • 体の奥深くから湧きだして来る不安感で、寝ていることができなかった。 半村良『炎の陰画』より引用
  • いずれにしても、誰よりも自分の心の奥深くに住んでいる人間である。 三浦綾子『続・氷点』より引用
  • 森の奥深く、まわりに誰もいないと確信した時だけやる秘密ひみつの遊びだ。 山本弘『サーラの冒険 Extra 死者の村の少女』より引用
  • 私の体の奥深いところで、小さな音を立て、何かが発火したようだった。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 安定感があるのに転ぶのは、心の奥深くに暗部を抱えているからである。 宮沢章夫『茫然とする技術』より引用
  • スピードを落した船は岸に沿っていよいよ真珠湾奥深くはいって行った。 藤原正彦『若き数学者のアメリカ』より引用
  • テツオは男と女のことに関して、なかなか奥深いことを言うことがある。 林真理子『美女入門 PART3』より引用
  • 其処には薄つすらした靄がかかつて池の周囲の灯の光を奥深く見せてゐた。 田中貢太郎『水郷異聞』より引用
  • 奥深い海のように静かに揺らぐ彼の瞳に、流香は引き込まれそうになる。 新堂冬樹『ある愛の詩』より引用
  • 良子自身すら意識しなかった魂の最も奥深い所での希望という意味で。 海音寺潮五郎『平将門 上巻』より引用
  • 鈴は下官に案内されて王宮の奥深くに向かいながら何度も心の中でつぶやいた。 小野不由美『十二国記 06 風の万里 黎明の空(上)』より引用
  • そうして、その夫の妻としての誇を、胸の奥深くにしっかり持っていた。 太宰治『メリイクリスマス』より引用
  • きっと奥深い山の中に、一人で犬にかこまれて暮らしているのではないか。 安岡章太郎『夕陽の河岸』より引用
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