奥様

全て 名詞
3,079 の用例 (0.01 秒)
  • 全く道ならぬ奥様の恋とは言いながら、思の外のあわれも有ましたので。 島崎藤村『旧主人』より引用
  • いまでも母を子供のように思っていて、決して奥様とは呼ばないんです。 横溝正史『金田一耕助ファイル04 悪魔が来たりて笛を吹く』より引用
  • 奥様は死ぬまで恋を恋のままで続けて行こうとしているのでしょうか。 山田詠美『姫君』より引用
  • 御主人はお留守でしたから、奥様と三人の子供さん達にお会いしました。 石坂洋次郎『陽のあたる坂道』より引用
  • 奥様は手文庫から二十両の金を出して、わたくしにお渡しになりました。 岡本綺堂『三浦老人昔話』より引用
  • しかし奥様が自動車へお乗りになったのはあの日一日だけではありませんな。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 私が取材で会った中では一番若い、二十五歳になったばかりの奥様だ。 家田荘子『極道の妻たち』より引用
  • あなたの幸せ奥様ぶりに一方の分割金は健在であることがわかりました。 森村誠一『棟居刑事の断罪』より引用
  • この手紙の件につき私は私の主人の奥様より特別の命令を受けております。 シェイクスピア/大山俊一訳『リア王』より引用
  • どちらの場合でも、奥様はきっとだれかに相談したはずだと思います。 高橋克彦『偶人館の殺人』より引用
  • こちらの書生姿に引きかえて、彼女はもう品のいい奥様に変わっていた。 夏目漱石『硝子戸の中』より引用
  • 国元の奥様のことを考えながら、その悩みをお忘れになりたい為めにね。 岡本かの子『巴里祭』より引用
  • 園子は私の背中で、奥様や御主人に向って大いに愛想笑いをしたらしい。 太宰治『十二月八日』より引用
  • これはこの町の利己心が奥様に差上げるのを怠っているものなのですが。 マン/高橋義孝訳『トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す』より引用
  • そりゃ奥様、私は今までこのじいさんと何にもなかったとは申しません。 久坂葉子『入梅』より引用
  • 出迎えの女中の態度で、この家の奥様であることを私はたしかめました。 大倉燁子『耳香水』より引用
  • 奥様から慰めてあげていただきたいと私はお願いに出たのでございます。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 新婚の若奥様という言葉を聞いて多くの男たちがイメージしそうな姿である。 椹野道流『鬼籍通覧6 亡羊の嘆』より引用
  • そんな方の奥様と二人きりで会うことはできませんと、そこには書かれていた。 柴門ふみ『四十雀の恋もステキ』より引用
  • 今お給仕をする奥様はどうしても百歳にはなっておいでなさるはずである。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
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