奥山喜内

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  • とすすめて来たのが、父の奥山喜内だったことだ。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 継母の兼世は千之介を抱きかかえたまま柱にしがみつき、父の奥山喜内は百合の手を引っぱって外へとび出した。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 御広座敷のお末が、絵島の部屋まで持参したのだが、同一のご沙汰書が奥山喜内の家にまで届けられたのを、当座、百合は知らなかった。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 父の奥山喜内を、百合はかくべつ悪人とは思っていない。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • そのほかには、奥山交竹院、百合の父の奥山喜内、喜内の妻の兼世までが一座している。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 廊下の敷居ぎわに手を突いて迎えているのは奥山喜内と妻の兼世かねよだし、背後には豊島のお雪が子づれで控えている。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 当時まだ、ほんの小娘だった百合を、父の奥山喜内きないは時おり説教口調でたしなめたものだ。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • と買って出て、どうやら百合の父親の奥山喜内きないを相手に、船宿や仕出し屋の手配など小まめに駆け廻っているらしい。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 奥山喜内の場合は水戸藩士なので、身柄は水戸家の江戸上屋敷に引き渡された。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 白井佳寿、豊島家のお雪、奥山喜内の妻の兼世ら同船している女たちも今日を晴れと着飾って来ている。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 奥山喜内は水戸家の御徒士頭おかちがしらを勤めている。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 主家の水戸家からして家風は質素だから、ましてそこの一御徒士頭にすぎぬ奥山喜内の家のくらしぶりが、爪に火をともすつましさだったとしても異とするに当らない。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 妹夫婦がもどって来たのをしおに、やがて百合は若江の家を辞したが、伯父の屋敷に帰ってみると、留守中に届いていたのは、父の奥山喜内が再度、評定所に呼び出され、口書きを取られたこと、いよいよ明日、絵島の取調べがおこなわれることなどを告げる千之介からの、走り書きの書状であった。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 父の奥山喜内が、さっそく百合に告げた。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 奥山喜内に言われるまでもなく、後藤家の奉公人が急いで立って網の有無をたずね廻るへつらいぶりに、お雪の表情が、これもまた敏感に反応し、苛々いらいらと落ちつきをなくすのは、やはり夫婦喧嘩の、吉十郎こそが大きな原因の一つであるらしかった。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 平八郎と組み、その子分きどりで商人たちにたかったり、時にはこっそりいたぶったりもしたらしい奥山喜内の場合は、有無を言わさず処刑されたし、監督の不行届きを問われて白井平右衛門も斬首されてしまった。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 百合の推量では、絵島の義弟だという立場をとことん利用し、奥山喜内を手足に使って栂屋や後藤から金を引き出した張本人は、豊島平八郎である。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 乗り遅れまいと、奥山喜内も口をはさんだ。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 奥山喜内もしきりにうながし立てた。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用

奥山喜内 の使われ方