奥ゆかしい

全て 形容詞
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  • 奥ゆかしいことに、先生はそこで僅かに二冊の書物にしか触れられていない。 福永武彦『第三随筆集 枕頭の書』より引用
  • だいたい考えて見れば本気で奥ゆかしい人が映画監督なんかやるわけがない。 牧場由美『オナニー交遊録』より引用
  • しかし映画の撮影が終わると荒木太郎はまた奥ゆかしい性格に戻ってしまった。 牧場由美『オナニー交遊録』より引用
  • 教えるじゃなくて一緒にお勉強というあたりが奥ゆかしい姫路さんらしい。 井上堅二『バカとテストと召喚獣 05』より引用
  • そこにあるのは優美で奥ゆかしく、そして複雑にして精妙な社会システムだ。 田口ランディ『ハーモニーの幸せ』より引用
  • どこかで奥ゆかしいわねという女の子の声が聞えたが、この子はよっぽど正直者らしい。 横溝正史『蝶々殺人事件』より引用
  • それを奥ゆかしいと感じていたが、実は暗い事情を抱えているが故のことだったのかもしれない。 山本文緒『紙婚式』より引用
  • と言い、こちらを見上げた今一人にはきわめて奥ゆかしい貴女きじょらしさがあった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • それを奥ゆかしいと一瞬でも思ってしまった人間観察のなさを、わたしははずかしい。 牧場由美『オナニー交遊録』より引用
  • 奥ゆかしいところは欠けて、派手はでな現代型の贅沢ぜいたくさが見えるのである。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • わしの館にたいする敬意を忘れない心づかいが奥ゆかしいといってね。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • 優秀な芸人に対するご褒美について、豊田時代は少し奥ゆかしさがあった。
  • いかにも奥ゆかしき悟りきつたる言葉と思ひて友にも語りける事ありけり。 北村透谷『漫言一則』より引用
  • 芳賀さんは自分だけを前面に出そうとはしない、じつに奥ゆかしい人でもあるのだ。 小堺昭三『カメラマンたちの昭和史(7)』より引用
  • 売春を援助と婉曲的に表現するところに大和撫子やまとなでしこの奥ゆかしさがあると思っているのだろうか。 歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』より引用
  • そこには、かつての日本女性のしとやかさとか、奥ゆかしさというものは見られなかった。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 06 軟着陸』より引用
  • 結婚して子供が出来ると青眉になるなどは、如何にも日本的で奥ゆかしく聖なる眉と呼びたいものである。 上村松園『眉の記』より引用
  • なんというわけのわかった、奥ゆかしいお侍だろう! 林不忘『丹下左膳』より引用
  • 一見するとその右手は奥ゆかしさを表しているように見えるが、実際には裸であることを強調しているに過ぎない。
  • ずいぶんと奥ゆかしいことを言うのだね。 荻原規子『西の善き魔女5 闇の左手』より引用
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