契機とする

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  • 私は文展に限らず美術界のすべては、事変を契機とする民族力の発展昂揚を反映して、やがて大なる成果を挙げるであろうことを確信している。 藤島武二『画室の言葉』より引用
  • 戦国時代、応仁・文明の乱を契機とする室町幕府や多くの守護は国内統治権を失い、勢力を回復した一部の守護や守護代・国人などから新たに台頭した勢力など多様な出自をもつ戦国大名などの地域権力が一国以上の領域を支配する大名領国を形成した。
  • しかし、麦島城時代にすでに一国二城体制が特別に許されており、島原の乱を契機とするキリシタン弾圧の備えは後に付与されたものである。
  • これらを契機とする確率変動は、システムとして必須ではない。
  • アメリカ合衆国の政府はじめ金融当局は、サブプライムローン問題の直接の金融システムないしは信用システムに対する危機的悪影響を否定しているが、アメリカ連邦準備制度理事会や各国の中央銀行は、市場に対する資金の供給量を増すなど、本問題を契機とする信用問題に対して一定の対策を取りはじめている。
  • 当初は各国の首都など、文字通り欧州を文化面で代表する都市が選ばれることが多かったが、やがて単なる文化事業ではなく、観光客の誘引など経済効果も大きい事業として注目されるようになると、都市開発の契機とすることを企図して、比較的知名度やイメージが見劣りする経済的に停滞した都市などを選ぶ例が増えていった。
  • それを契機けいきとするように、他の生徒も真に注視をつどわせる。 入間人間『電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版』より引用
  • この群発地震を1つの契機とするかのように、地域の社会構造の変化や自家用車の普及が始まったことから、朝夕の長野市周辺の道路の渋滞により、路線バスの定時運行は次第に困難なものとなった。
  • 日本のヨットレースでノルウェーの名の冠されたものがあるが、これはハーラル5世が国王として再び来日したことを契機とするものである。
  • 白居易の文集の編纂は、元和10年、江州司馬に左遷されたことを契機とする。
  • 六本木付近では東京オリンピックを契機とする道路建設において、既存道路との交差地点にトンネルが設けられるなど、将来の開通を見越した工事が行われた。
  • 第二回の転回は、『おくのほそ道』の旅を契機とするもので、本書では前著に書き切れなかったところを、かなり書き得たと思っている。 井本農一『芭蕉=その人生と芸術』より引用
  • これは1989年、南ダービーシャー市バーナストン地区にトヨタ自動車の現地法人が設立されたことを契機とするものである。
  • これは、河川が所定の水位に達したことをもって水防団などの防災機関の出動の契機とするためのものであり、予報としての性格はない。
  • 日中戦争を契機とする皇民化政策による言論統制が強められる中、『台湾新民報』に対する規制も次第に強いものとなってきた。
  • 縄文時代の終わりについては、地域差が大きいものの、定型的な水田耕作を特徴とする弥生文化の登場を契機とするが、その年代については紀元前数世紀から紀元前10世紀頃までで、多くの議論がある。
  • 事後的処置はあらかじめ預金者や金融機関の取引相手に安心感を与え、取り付け騒ぎなどを契機とする銀行危機を防止し金融システムの安定を図ろうとする事前的効果を持つ。
  • 河川が所定の水位に達したことなどをもって、水防団などの水防に関わる防災機関の出動の契機とするためのものである。
  • 欧州大戦を契機とする理工科系統の各大学の充実・官公私の管理になる各種の科学研究所の設立・等は云うまでもなく、最近の所謂「思想国難」提唱以来された思想善導と一脈相通じるものを持つ各種の技術的学術の奨励が盛んになって来つつあるのを見逃すことは出来ぬ。 戸坂潤『技術の哲学』より引用
  • これは、政府が新しく設置するカラブリア州の州都として、カタンザーロを選定したことを契機とする。
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