奈落

全て 名詞
1,258 の用例 (0.02 秒)
  • 雲の頂上はまだ見えているが、下ははるかな奈落ならくの底に消えていた。 野尻抱介『クレギオン 2 フェイダーリンクの鯨』より引用
  • 嘘をつかねば生きていけない人間ならば、いっそ奈落の底まで落ちてみよう。 佐藤賢一『王妃の離婚』より引用
  • 私が記憶しているよりその奈落の底はずっと深いようだった。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』より引用
  • 仲間や一族が次々と奈落を訪れては、オレよりも先に消えていった。 細江ひろみ『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ あまたの地、あまたの人』より引用
  • ステージの中央には、奈落へと通じる三メートル四方の穴が空いている。 神永学『コンダクター』より引用
  • ところが、試合開始の合図と同時に床が抜け4人は奈落の底へと落下する。
  • 十銭の金もないと云う事は奈落の底につきおちたも同じことだ。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • そして、最終的には世界そのものが奈落に沈んでしまうのである。
  • 戦争に参加することで、奈落ならくをめがけて走っていることに、皆気づかない。 桐生操『きれいなお城の怖い話』より引用
  • 三年前に見た歌舞伎座の奈落の風景が次々と柚木の目によみがえった。 村松友視『七人のトーゴー』より引用
  • 正殿に施された三十四匹の龍が奈落ならくへと落ちていくひとりの役人を見つめていた。 池上永一『テンペスト1 若夏の巻』より引用
  • スチールのらせん階段が、ずっと深く、奈落ならくの底まで続いているようだ。 赤川次郎『ひまつぶしの殺人』より引用
  • 舞台の袖でなく奈落に降りてきているところを見ると、まだ出番は先なのだろう。 村松友視『七人のトーゴー』より引用
  • 登るはずの階段から滑り落ちた元王族神が、奈落の底へと墜ちて行った。 池上永一『テンペスト2 花風の巻』より引用
  • また自ら奈落に落ちたり、壁などに激突して倒れるなどの方法もある。
  • 彼女がふと奈落を見おろして目眩を覚えたのは、遅れて来たこの人であった。 森瑤子『さよならに乾杯』より引用
  • わたしは今、奈落へ続く大穴の上で、細い糸の上に正座しているのだ。 乙一『平面いぬ。』より引用
  • 明るい緑の森の中から、暗く赤い奈落の底へと移動したのだ。 細江ひろみ『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ あまたの地、あまたの人』より引用
  • 体のまわりに不意に奈落の穴があいたように感じられる。 開高健『(耳の物語1) 破れた繭』より引用
  • あわれにも、夫人は二年前から奈落ならくの底に自分が落ちこんでいることを知っていた。 バルザック/佐藤朔訳『従妹ベット(上)』より引用
  • 次へ »