奈落

全て 名詞
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  • 自分が直立していると意識しながら、彼は奈落へ落ちていくのを知った。 菊地秀行『妖戦地帯3 淫闘篇』より引用
  • 私は地の底へ向かう代わりに、天に突き出した奈落のようだとも思った。 細江ひろみ『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ あまたの地、あまたの人』より引用
  • 暗い奈落の底に叩き落される感覚は、いつか経験したことがあるものだ。 事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』より引用
  • あらゆるものが奈落ならくの底に落ちてゆくのを冷然と見ていられるのだぞ。 ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(下)』より引用
  • 数秒後、その姿は月の光ごと、奈落に落とし込まれたように消えていた。 篠田節子『カノン』より引用
  • 氷のように冷たく明澄な思考、だが奈落のように絶望的な思考であった。 E・E・スミス/川口正吉訳『ヴァレロンのスカイラーク』より引用
  • 彼自身が奈落ならくに向かってまっさかさまに落ちていく自分の音を聞いているのだ。 森村誠一『魔少年』より引用
  • 細い、奈落ならくのような泥溝沿いの道にはどこにも人影は見られなかった。 横溝正史『塙侯爵一家』より引用
  • ステージの構成は奥に巨大な岩壁があり、手前が奈落となっている。
  • 何時間もかかって、彼は、その貪欲な深い暗黒の奈落へと沈んでいった。 メルヴィル/高村勝治訳『白鯨(下)』より引用
  • しかし、その頃奈落の中で、法水は、六人を前に何事かを語っていた。 小栗虫太郎『人魚謎お岩殺し』より引用
  • 笑ひのみが、永遠の雪の奈落に沈んだかの如く私の胸に蘇らぬのみであつた。 牧野信一『天狗洞食客記』より引用
  • かれは、とんでもない奈落ならくのそこに落ちて、土龍もぐらのようにもがいていた。 吉川英治『神州天馬侠(一)』より引用
  • 従って、犯人が奈落から侵入したとも考えられないのでございます。 酒井嘉七『京鹿子娘道成寺』より引用
  • 実のところ奈落は嫌な場所ではなかったし、そのまま消えてもいい気分だった。 細江ひろみ『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ あまたの地、あまたの人』より引用
  • 自覚があるだけに、考えると奈落に落ちてしまうカイルロッドであった。 冴木忍『カイルロッドの苦難 1 旅立ちは突然に』より引用
  • 小机に取り縋ったまま、ふさは奈落の底に沈み込んで行く自分を感じた。 福永武彦『加田伶太郎全集』より引用
  • 奈落の底へ一気に逆落としに飛び込んでいくようにさえ感じるのだ。 谷甲州『惑星CB 8越冬隊』より引用
  • 己は奈落には落ちないだろう、なぜならば己は約束の場所へは行かなかったから。 福永武彦『海市』より引用
  • 二人の脳障害者を抱えてしまったのだろうかと、奈落ならくの底におちた思いをした。 米谷ふみ子『過越しの祭』より引用
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