奈良漬

全て 名詞
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  • 西瓜は奈良漬ならづけにした鶏卵たまごくらいの大きさのものを味うばかりである。 永井荷風『西瓜』より引用
  • 「十一の奈良漬」でその名を知られる関西を地盤とする食品メーカー。
  • また、「歯が時々痛み奈良漬も食べられない」と書かれた手紙も残っている。
  • よく見てごらん、この奈良漬は、自分の力で立ってんじゃねえやこれは。 麻生芳伸編『落語特選(上)』より引用
  • 食物ですが「奈良漬」はここを本場とするのでその名を得たのでありましょう。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • この奈良漬はね、自分の力で立ってるとおもったら大まちがいだよ。 興津要『古典落語(上)』より引用
  • 大晦日おおみそかも、元日も、そこで越して奈良漬ならづけのように露八はつかっていた。 吉川英治『松のや露八』より引用
  • また、奈良漬と同様、鰻の蒲焼きとの組み合わせは定番となっている。
  • 酒が嫌ひで茶の好きな太政官は、奈良漬と羊羮とをらしたことが殆んどなかつた。 上司小剣『太政官』より引用
  • 斎藤信也さんは、東京から特派されて来た大記者でしたが、これが驚いたことに、人間奈良漬のようなのんべでした。 安部譲二『賞ナシ罰アリ猫もいる』より引用
  • 黒田食品株式会社は、兵庫県神戸市兵庫区に本社を置く奈良漬を主とする漬物や味噌などの食品の製造販売をおこなう企業である。
  • しかし、これも奈良漬と同様、多量に食べた後に車両等を運転すると酒気帯び運転となる場合があるので、食後に運転する予定がある場合は注意する必要がある。
  • 巴里は奈良漬のたるのようなもので、あの中へ日本人をしばらく漬けておくとどんな下手でも相当の匂いにまで到達する。 小出楢重『大切な雰囲気』より引用
  • 彼女の郷里からと言って五升の清酒と一たるの奈良漬が到着したのは、やはり、それから間もなくの事であった。 夢野久作『少女地獄』より引用
  • 他のおしんこには、奈良漬とかベッタラとか親しみのある言い方をしているではないか。 東海林さだお『キャベツの丸かじり』より引用
  • かつて関西や広島地区などで放送されていた黒田食品「十一の奈良漬」のCMにもC11 261が登場していた。
  • そこへ、飯と豆腐の粕汁が運ばれ、色のいい奈良漬が小どんぶりに一杯盛られてきた。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • 同社が本社を置く神戸に近い阪神間が灘五郷で知られる日本酒の名産地であり、酒粕が容易に手に入ることから、長年にわたり奈良漬の製造を主としつつも、近年はそれ以外に様々な漬物を製造販売している。
  • 私たちは奥座敷といっても奈良漬色の畳にがたがた障子のはまっている部屋で永い間とろろ汁が出来るのを待たされた。 岡本かの子『東海道五十三次』より引用
  • しかし、酒粕が当時としては高級品で手に入らず少量しか作られなかった事や、明治時代以降交通ルートの変更による守口宿の衰退と共に、当時の守口漬は奈良漬に吸収する形で消えていった。
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奈良漬 の使われ方

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