奇異

全て 名詞
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  • 同情されていると感じるよりも、奇異な目で見られているのだと思った。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • 人々も奇異に思っていたところ、晩になって景光は病に倒れてしまった。
  • そして、人はよく爺さんの家に女中のいるのを奇異の眼でみるのである。 矢田津世子『神楽坂』より引用
  • もし少しだけ事情を知っているものがいたら奇異に思ったことだろう。 林亮介『和風Wizardry純情派 2』より引用
  • このことは、当時日本にきた外国の使臣がみな奇異の念をもったことだ。 司馬遼太郎『燃えよ剣 01 (上)』より引用
  • なんと不思議な字を使うものだな、と奇異な感じにとらわれたのである。 阿辻哲次『漢字のなりたち物語』より引用
  • その奇異な点でも記憶の特異さにおいても語るに値する話だからである。 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界』より引用
  • 事件のことを調べていると、先輩が奇異きいなものを見るように私を見ました。 乙一『さみしさの周波数』より引用
  • 坂上の西洋館は言ってみれば奇異な他国といった存在だったに違いない。 吉行淳之介『私の東京物語』より引用
  • ひとを疑ぐり始めた私の胸には、この発見が少し奇異な位に響いたのです。 夏目漱石『こころ』より引用
  • こんなものを研ぎ師に出したら何に使うのかと奇異の眼で見られてしまう。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第08巻 「風塵の群雄」』より引用
  • そのようないい方をすると、現代人には奇異な感じを与えるかもしれない。 井本農一『芭蕉=その人生と芸術』より引用
  • その人々が私たち現代日本人を見たら、きっと奇異に映ることでしょう。 岩月謙司『女は男のどこを見ているか』より引用
  • 歴史始まって以来、このような奇異な殺人が行われたことはまだ聞かない。 久生十蘭『平賀源内捕物帳』より引用
  • 人も乗せず街道を堂々と往来する馬は、それだけで奇異な存在であった。 千葉暁『アルス・マグナ1 大いなる秘法 白き魔王』より引用
  • 金子と云ふのは友人の名でしかも友人中でも最も奇異な人物の名であるのだ。 村山槐多『悪魔の舌』より引用
  • 私には理加子を、決して奇異な、特別な少女として描いたつもりはない。 姫野カオルコ『ドールハウス 処女三部作1』より引用
  • 少女は周りからの奇異の視線を気にしていなかった、という訳ではなかった。 奈須きのこ『月姫PLUS 幻視同盟』より引用
  • 弔問客は誰も奇異の目で見ていたが、そんなことは気にならなかった。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • その暗い中で、奇異なる武士は無言にお松の手を取って引き立てました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
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