太夫

全て 名詞
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  • 周馬から伊太夫へ来た手紙だけをひき抜き、あとは元の通り壁へかけた。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 太夫たいふはうぢや何時いつもの冗談じようだんと思ふから、笑つてばかりゐて相手にしない。 芥川竜之介『南瓜』より引用
  • こういう場合に、なくてならない人は金兵衛と問屋の九太夫とであった。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 十太夫よりひとつ年上の五十のはずなのに、髪は黒黒とした惣髪そうはつだった。 藤沢周平『隠し剣孤影抄』より引用
  • 待ちきれなくなった治太夫が、殿の許しを得ずにあけてしまったのだ。 林不忘『丹下左膳』より引用
  • 岸の道は暮れかけていて、十太夫のすることを見咎める者はいなかった。 藤沢周平『隠し剣孤影抄』より引用
  • 九太夫はねられぬままに犯人は誰かということについて考えてみた。 坂口安吾『心霊殺人事件』より引用
  • さて、最後の第五グループとは、いうまでもなく神楽太夫かぐらだゆうの一行である。 横溝正史『金田一耕助ファイル19 悪霊島 上』より引用
  • が、この男も左太夫と同じく、自分の罪を深く心のうちに感じていた。 菊池寛『忠直卿行状記』より引用
  • 嘉平次が、敵の鈴木源太夫であることについて誰も疑いを挟まなかった。 菊池寛『仇討三態』より引用
  • 一族のものは市太夫の復命を聞いて、一条の活路を得たような気がした。 森鴎外『阿部一族』より引用
  • モデルの少年も馬もみな元気がいいので、黒太夫一家でもまず安心しました。 岡本綺堂『青蛙堂鬼談』より引用
  • あれはわしが山の宿に行く前のころだ、と十太夫はぼんやり思った。 藤沢周平『隠し剣孤影抄』より引用
  • 十太夫の姿を見かけて主人に告げたらしい家士がそばにひざまずいている。 藤沢周平『隠し剣孤影抄』より引用
  • 女軽業の親方お角さんは、今では伊太夫第一のお気に入りになっている。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • なんにしても、こいつを押えてかかるのが有利だと伊太夫が覚りました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • この女が嫁入って来たのは、幾つのときだったかと、十太夫はふと思った。 藤沢周平『隠し剣孤影抄』より引用
  • 説経が江戸に大いに行はれて、八太夫座の勢力が張つて後の発刊である。 折口信夫『愛護若』より引用
  • 父親よりも話に聞いたことのある祖父の角太夫かくだゆう譲りの性格に思える。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 紫紺のつばめ』より引用
  • 美根のことも、当然調べられて記録されることになるな、と十太夫は思った。 藤沢周平『隠し剣孤影抄』より引用
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