太い

全て 形容詞
11,824 の用例 (0.02 秒)
  • すると下の方で大きな笑ひ声がしてそれから太い声で歌ふのが聞えました。 宮沢賢治『洞熊学校を卒業した三人』より引用
  • 見るからに節太い大きな手は過去の働きつづけた生活を語って見せた。 金田千鶴『霜』より引用
  • 東作老人はここまで云って来た博士の言葉のうちに太い溜息を一つした。 夢野久作『S岬西洋婦人絞殺事件』より引用
  • どちかと云へば性来太い方の声なので、返事をするのが自分にも聞える。 石川啄木『雲は天才である』より引用
  • 見ると家の前の広場には、太い薪が山のように投げ出されてありました。 宮沢賢治『祭の晩』より引用
  • 三町はけだし遠い道ではないが、身体からだも精神も共にいたく疲れて居たからで。 泉鏡花『星あかり』より引用
  • 紅色べにいろに塗った太い車の輪が自分の足に触れたかと思うほどきわどく回った。 夏目漱石『永日小品』より引用
  • といって、太い両足を子供かなにかのようにバタバタさせるのであった。 海野十三『棺桶の花嫁』より引用
  • その時大きな音を立てて真っ赤に燃えた太い薪が竈の口から飛び出した。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • だ何かの野菜の太い根を日本の風呂ふきの様にした物だけが気につた。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • それから三メートルほどの太い竹棒たけぼうを、手を使わずにかたの上に立てています。 下村千秋『曲馬団の「トッテンカン」』より引用
  • ちやうけだとほみちではないが、身體からだ精神せいしんともいたつかれてたからで。 泉鏡花『星あかり』より引用
  • 太くて短い指でつかんでいるたべものを、口へもっていくのを忘れた。 アリグザンダー『(プリデイン物語5)タラン・新しき王者(完)』より引用
  • 太い丸竹を並べた床の上に、白い猫が一匹ねそべっているだけである。 中島敦『環礁』より引用
  • まゆは太く、右の眉の中央部に刃物でつけたような細い傷痕きずあとが走っている。 森村誠一『山の屍』より引用
  • がついに彼の眼は、ある記事の周囲に引かれてる太い赤線に止まった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 太い丸竹を並べた床の上に、白い猫が一匹ねそべつてゐるだけである。 中島敦『夾竹桃の家の女』より引用
  • この地図では太く描かれてるが、俺たちが入った時は水位が下がってた。 山本弘『サーラの冒険 5 幸せをつかみたい !』より引用
  • 彼は太くて高くて堅固な塔の輪をつくって、その中にパリを閉じこめた。 ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(上)』より引用
  • 太い眉の下の眼が怒ったように鋭くなって少しやつれの見える顔に変っている。 横光利一『旅愁』より引用
  • 次へ »