天衣無縫

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  • 天衣無縫ともいえるプレーぶりから、多くのファンの支持を集めた。
  • その百合子さんの天衣無縫な芸術性の最初の発見者が武田君だったのであります。 村松友視『百合子さんは何色 ―武田百合子への旅』より引用
  • 逆にその天衣無縫ぶりは、久邇宮邦彦王・吉田茂などから愛されもした。
  • そういう意味で先生の研究指導ぶりは、天衣無縫てんいむほうの域に達していたと言えよう。 中谷宇吉郎『寺田先生の追憶』より引用
  • たんなる用心棒、道具だと思っていた六文銭は、天衣無縫に動き出した。 山田風太郎『銀河忍法帖』より引用
  • 天衣無縫てんいむほうの教授が、その女性の声にようやく、困った顔で答える。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第07巻』より引用
  • べつのいいかたをすれば天衣無縫てんいむほうとでもいうのかもしれない。 横溝正史『魔女の暦』より引用
  • もちろん、そうなれば、彼の「天衣無縫」さは彼から失われるだろう。 三好十郎『恐怖の季節』より引用
  • 要は、その時の石川さんの酒量によるので、御本人は天衣無縫である。 福永武彦『第三随筆集 枕頭の書』より引用
  • むしろ存在するのは優雅な印象、邪悪さよりも天衣無縫な善良さです。 古川日出男『アラビアの夜の種族3』より引用
  • 要するに彼も又彼のやり方において天衣無縫そのものなのだ。 森瑤子『さよならに乾杯』より引用
  • いつもの天衣無縫ぶりを効果的に利用しようとつとめているが、ねらいどおりにはいかなかった。 カー/宇野利泰訳『皇帝の嗅ぎ煙草入れ』より引用
  • いわば天衣無縫な単純さであり、しかもそれはすべて人間の呼吸にも似た自然のリズムで流れるのである。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • 人生には天衣無縫であり、かつ日常ではデリカシーを発揮する。 松平維秋『松平維秋の仕事』より引用
  • 古今亭志ん生の藝を、ひとびとが「天衣無縫」といったことも前に書いた。 矢野誠一『志ん生のいる風景』より引用
  • すぐに幻聴だと知ったが、それはあきらかに天衣無縫の長安の哄笑こうしようであった。 山田風太郎『忍法封印いま破る』より引用
  • 天衣無縫とか、器が大きいとかの表現はあるが、私には大西に男の虚無感が感じられる。 草柳大蔵『特攻の思想 大西瀧治郎伝』より引用
  • しかし何と言ってもこの作品の最大の魅力は自然力の権化ごんげのような天衣無縫な美女ラミエルの姿である。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(下)』より引用
  • しかし、どうせわれわれは彼の「天衣無縫」の路について行けはしなかった。 三好十郎『恐怖の季節』より引用
  • さらに、私が奥さんを好きな理由をつけ加えれば、それは奥さんの天衣無縫な動作のためだ。 斎藤栄『まぼろしの完全犯罪』より引用
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天衣無縫 の使われ方