天文博士

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  • その年、吉平は天文得業生であった息子安倍章親を天文博士に推挙した。
  • 天文博士 わたしは正直に白状しますが、 これにはなんとも申しようがありませんな。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • すると、驚いたことにその天文博士はもう十何年も前に甲賀の某所に隠栖いんせいしているという。 山田風太郎『忍法流水抄』より引用
  • 天文博士とは、律令制の陰陽寮に設置された教官で天文道のことを担当する。
  • 天文博士 不思議な力で、ここにかなりがっしりとした、 古代の宮殿が目の前に見えて来る。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • 以後、左馬助、16歳で従五位下、21歳で正五位下、天文博士と歴任した。
  • それが天文博士の言葉なら、尊重しなくてはならないとホーリーのおかみさんは考えた。 荻原規子『西の善き魔女外伝1 金の糸紡げば』より引用
  • 天治元年に天文博士に任ぜられる。
  • なお、天文書は天文生が読むことは禁じられていたことから、天文博士など限られた人しか読むことができなかった。
  • たいていの生徒は最後まで聞かずに辞去したが、亜紀は天文博士として一目置かれるようになった。 野尻抱介『太陽の簒奪者』より引用
  • 陰陽寮にはそれぞれ天文博士・暦博士・漏刻博士・陰陽博士などの役職が置かれていた。
  • 天文博士は天に異変があると天皇にその旨を伝えて改元をうながしたり都移りを推奨したりした。 荒俣宏『帝都物語1』より引用
  • ただし事の性格上、深夜あるいは早朝に密奏が行われる場合もあり、その場合は天文博士が直接天皇に上奏する事も例外的に認められていた。
  • 寛治6年に叙爵、翌年の除目では天文博士との兼務を図るが実現しなかった。
  • 天文博士の官位は正七位下しようしちいのげとまだ低い。 夢枕獏『陰陽師生成(なまな)り姫』より引用
  • このため、日本の朝廷でも持統天皇の時代以後に暦博士が日食の予定日を計算し天文博士がこれを観測して密奏を行う規則が成立した。
  • 天文博士の官職は息子の広賢に継承されて、その一族は天文道の家柄となり「宗明流」と称された。
  • さらに荒れ野の放牧場には、三十頭から四十頭の顔の黒い羊たちがしきりに草をはんでいるし、裏の岩山の塔には、星の研究を行う天文博士が一人住んでいる。 荻原規子『西の善き魔女外伝1 金の糸紡げば』より引用
  • 天文博士の挙状によって後任の天文博士が任命される例はそれ以前にも存在していたが、これ以後は安倍氏の天文博士が挙状によって自己の一族を天文博士・権博士に任命して世襲していくことが行われるようになった。
  • 天文博士一体日そのものは純金でございます。 ゲーテ/森鴎外訳『ファウスト(下)』より引用
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天文博士 の使われ方