天下太平

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  • おれと奴の間に何があったのかは話してないが、だからと言って天下太平すぎる。 菊地秀行『妖戦地帯2 淫囚篇』より引用
  • 壁に顔を向け、大きな口を開いて彼は天下太平に高鼾たかいびきをかいていた。 イネス/池央耿訳『孤独なスキーヤー』より引用
  • それじゃ天下太平なものでありそうだのに、やっぱり夫婦喧嘩ふうふげんかも兄弟喧嘩もありました。 夏目漱石『創作家の態度』より引用
  • そうやって遊んでいると、尻の先から天下太平という感じがした。 森見登美彦『有頂天家族』より引用
  • 建武2年には後醍醐天皇より勅使が差遣され、天下太平祈願がなされた。
  • 天下太平の時代が忘れられず、いまだに現今の時勢を理解していない、と。 白石良夫『最後の江戸留守居役』より引用
  • といふのは、近頃、お伽の国は天下太平で、何事もなかつたからです。 宮原晃一郎『虹猫の話』より引用
  • 天下太平は物質的文明の進歩を齎し、物質的文明の進歩は富の快楽を齎せり。 芥川竜之介『木曽義仲論』より引用
  • 天下太平の世の中じゃ、われわれ豪傑も腕のみせどころがないが。 陳舜臣『秘本三国志 01 (一)』より引用
  • 村田の天下太平の表情に少し困惑のかげがかかったようである。 森村誠一『恐怖の骨格』より引用
  • 天下太平の世に、あるべき人間の姿ではない。 西尾維新『刀語 03 第三話 千刀・ツルギ』より引用
  • 夫がどんなすさまじい嵐の中に投げこまれているかも知らずに、妻の天下太平の声がうながしてきた。 森村誠一『魔少年』より引用
  • 曲垣の曲馬なども、まさしく天下太平の時期に入った軍事技術のひとつの転換例であろう。 加藤秀俊『一年諸事雑記帳(上) 1月~6月』より引用
  • 天下太平になってしまっているから、そこら辺に気がつかなくて呑気に言っていただけ。 養老孟司『バカの壁』より引用
  • 今や平氏の成功は、其武備機関の制度と両立する能はざる天下太平を齎せり。 芥川竜之介『木曽義仲論』より引用
  • 残念ですが、天下太平はまだかなり先でしょう。 陳舜臣『秘本三国志 04 (四)』より引用
  • それを見たら、たちまちいっさいの憂いが散じて、天下太平となりますそうで。 魯迅『阿Q正伝』より引用
  • 無知の新妻の座に天下太平に坐っているとばかりおもっていた百合が、夫婦生活における自分の重大な欠陥をはっきりと認識していたのである。 森村誠一『日蝕の断層』より引用
  • 盧俊義が夢の中でおどろきながら目をあけて、堂の上を見ると、そこには天下太平と大書した額がかかっていた。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(八)』より引用
  • と天下太平の顔で答えた。 森村誠一『腐蝕の構造』より引用
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