天下

全て 名詞
11,554 の用例 (0.03 秒)
  • そこで政宗もおおいに感悟して天下を敵に取らぬことにしたというのである。 幸田露伴『蒲生氏郷』より引用
  • この神は足はあるきませんが、天下のことをすつかり知つている神樣です。 稗田阿礼『古事記』より引用
  • 天下に批評家の充満しているのは必ずしも偶然ではなかったのである。 芥川竜之介『文章』より引用
  • 天下だとか国家だとか、そんなことは人に任せておけばいいじゃないか。 林不忘『安重根』より引用
  • 以て天下の芸術の代表の大家たることを知るべしと言わなければならぬ。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 妻の方でも、私を天下にただ一人しかない男と思ってくれています。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 原稿料の為に書いてゐない如く、天下の蒼生さうせいの為にも書いてゐません。 芥川竜之介『はつきりした形をとる為めに』より引用
  • もし、別れた理由がお金やとしたら、お金は天下の回りもんやからな。 植松真人『マギーさんのオムレツ。』より引用
  • 赤の他人の天下をとるということは、それほど神経を使う必要のないことだ。 坂口安吾『安吾の新日本地理』より引用
  • 支那人の所信に據ると、天下は大なる家族で、家族は小なる天下である。 桑原隲蔵『支那の孝道殊に法律上より観たる支那の孝道』より引用
  • マナコを天下に転じて歴史の示すきびしい実相をみる目を忘れた罰なのだな。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • 或る公家くげから東夷あずまえびすと呼ばれても、実力のあるところに天下の権は帰する。 喜田貞吉『「特殊部落」と云う名称について』より引用
  • そして天下のことは自分の心次第で、どうにもなるといふ大能力者になる。 海野十三『心霊研究会の怪』より引用
  • この中にアメクニオシハルキヒロニハの命は天下をお治めなさいました。 稗田阿礼『古事記』より引用
  • ほうっておけば当時天下に、道庵のほかは人が無いようになってしまう。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 現に今日に於てこれを見ても居士の後継者は天下に充満して居るのである。 高浜虚子『子規居士と余』より引用
  • 天下が雲になったんだから、世の中は自分共にたった四人である。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • 天下というものを取るには、そういうことをしなけりゃならねえのか。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 天下第一の名人となるためには、どうあつても飛衞を除かねばならぬと。 中島敦『名人伝』より引用
  • 天下名題のこの三軒の料亭は彼の署を中心に、いずれも遠い距離ではない。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • 次へ »