大雪の降る

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  • 大雪の降る中、道を行く男女の二人連れがその地蔵堂にたどり着く。
  • その日は大雪の降った日で、正午を過ぎる頃に神社の外で何か大きな声を出して叫ぶ者がありました。 岡本綺堂『綺堂むかし語り』より引用
  • あったかいと言ったって、北海道の二月の大雪の降る午前五時である。 山口瞳『酔いどれ紀行』より引用
  • それは、やま大雪おおゆきった、あるさむのことでありました。 小川未明『一本のかきの木』より引用
  • 屋根の雪を下ろすのにこのような費用を要するということは、大雪の降る地方の様子を知らぬ人には想像し難いことであろう。 中谷宇吉郎『雪』より引用
  • 夏は大雪の降る夜、安藤家に保護された捨て子で、本当の母親は透の母でもある冴子だったのだ。
  • 大雪の降った朝、玄関先で転んで流産したのだ、という。 篠田節子『死神』より引用
  • 東京に例の物すごい大雪の降った日に、難行苦行を重ねて夜中に漸く下田に達した。 福永武彦『第三随筆集 枕頭の書』より引用
  • 或年の大雪の降った翌朝のことでした。 小金井喜美子『鴎外の思い出』より引用
  • 大雪の降った後は大変だった。 植村直己『青春を山に賭けて』より引用
  • 東京に大雪の降った夜でした。 太宰治『人間失格』より引用
  • 二月の半ばの大雪の降った日に、井崎は瑛子とかけをした。 山口瞳『人殺し(上)』より引用
  • と称して、桐野、篠原以下一万五千の士族部隊を率いて、南国には珍しい大雪の降る中を、鹿児島を出発、熊本を目指した。 南條範夫『山岡鉄舟(三)』より引用
  • さいわいなことに、大雪の降った日に行なったまじないが効いたらしく、由佳理はその後発作を起こさなかった。 荒俣宏『帝都物語3』より引用
  • 夜なぞははずした義足を、煖房ペーチカの這入った壁に立てかけて寝るんですが、大雪の降る前なぞは、その義足の爪先や、膝っ小僧の節々がズキズキするのが、一けんも離れた寝台の上に寝ている、こっちの神経にハッキリと感じて来るんです。 夢野久作『一足お先に』より引用