大川端の旅宿

17 の用例 (0.00 秒)
  • 大川端の旅宿「かわせみ」で、一番よく夢をみるのが、女中頭のお吉であった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 20 お吉の茶碗』より引用
  • このところ、大川端の旅宿「かわせみ」では、藤の間に滞在している客のことが話題になっていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 20 お吉の茶碗』より引用
  • 四月もあと数日で終るという日に、大川端の旅宿「かわせみ」へ珍しい客が着いた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 21 犬張子の謎』より引用
  • この秋、大川端の旅宿「かわせみ」は、どことなく、ひっそりしていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 20 お吉の茶碗』より引用
  • 忿懣ふんまんやる方ない声をあげているのは、大川端の旅宿「かわせみ」の女中頭のお吉で、その金切声も三日続いた腹下しのあとだからまことに力がない。 平岩弓枝『御宿かわせみ 05 幽霊殺し』より引用
  • それから二日ばかり後の午下りに、有松屋半兵衛が大川端の旅宿「かわせみ」へやって来た。 平岩弓枝『御宿かわせみ 27 横浜慕情』より引用
  • 大川端の旅宿「かわせみ」では、るいがその茶会に手伝いのため出かけることになっていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 19 かくれんぼ』より引用
  • 大川端の旅宿「かわせみ」の庭に藤の花が咲きはじめると、小さな藤棚の周辺は甘い香が漂って、それは神林東吾とるいが暮している離れの縁側にもかすかながら流れて来る。 平岩弓枝『御宿かわせみ 24 春の高瀬舟』より引用
  • 今日は年に一度の愛宕まいりの日、大川端の旅宿「かわせみ」では、毎年、るいがお吉を伴って参詣を欠かしたことがない。 平岩弓枝『御宿かわせみ 21 犬張子の謎』より引用
  • その人は南町奉行所の吟味方与力、神林通之進の弟で大川端の旅宿「かわせみ」の女主人は、その御方の恋女房みてえなものだ、と、長助から聞かされていたのが、この若先生だということを、であった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 09 一両二分の女』より引用
  • 大川端の旅宿「かわせみ」でも、戸障子はすっかり簾戸すどに変って、はやばやと女中頭のお吉が軒端につるした風鈴が川風に涼しげな音を立てている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 28 佐助の牡丹』より引用
  • と、ここは大川端の旅宿「かわせみ」の居間、まだ炬燵こたつを出すには少し早く、長火鉢の前に行儀悪く胡坐あぐらをかいている東吾と、脇で茶の支度をしているるいと、少し下って深川長寿庵の長助、その長助に茶碗酒を運んで来た女中頭のお吉と、四人がのんびりくつろいでいる午後であった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 20 お吉の茶碗』より引用
  • 一方、大川端の旅宿「かわせみ」では、泊り客の森川徳兵衛という者が前夜、とうとう帰って来なかったので、番頭の嘉助が八丁堀の畝源三郎の屋敷までその旨を知らせていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 24 春の高瀬舟』より引用
  • 昨夜遅くなって降り出した雨が早朝に上って、秋のさわやかさを感じさせる大川端の旅宿「かわせみ」に棒手振ぼてふりが青物の荷をかつぎ込んだ。 平岩弓枝『御宿かわせみ 24 春の高瀬舟』より引用
  • 大川端の旅宿「かわせみ」では、立春に誕生した東吾とるいの一粒種の千春が日に日に愛らしさを増して来て、女中頭のお吉はもとより、番頭の嘉助までが、用事で奥へ入ると、つい、赤ん坊の寝顔を眺めて時の過ぎるのを忘れてしまう。 平岩弓枝『御宿かわせみ 24 春の高瀬舟』より引用
  • 大川端の旅宿「かわせみ」へ、八丁堀同心畝源三郎から使が来たのは、そんなさわぎのあった午すぎのこと、馬喰町の火事のことは、「かわせみ」にも届いていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 08 白萩屋敷の月』より引用
  • 七草の日の午後、神林東吾が軍艦操練所から大川端の旅宿「かわせみ」へ帰って来ると、本所の麻生宗太郎が来ていて、さも旨そうに七草粥を食べている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 27 横浜慕情』より引用