大尉の襟章

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  • 大尉の襟章を見ようにも、彼は襦袢一枚のままなのです。 小島信夫『アメリカン・スクール』より引用
  • 今度の移動で着任した指揮官だろうか、大尉の襟章をつけた、僕の見慣れない将校だ。 田久保英夫『深い河』より引用
  • それは僕が大尉の襟章を三つ用意していて、彼が就寝すると、折々つけかえるということなのです。 小島信夫『アメリカン・スクール』より引用
  • 古びてくすんだ大尉の襟章えりしようがなかなか恰好かつこうよく思えていた。 島尾敏雄『魚雷艇学生』より引用
  • 二百三十二連隊の情報将校で、抑留中も大尉の襟章をはずさず、カラカンダの炭鉱で作業指揮を執っていた。 御田重宝『シベリア抑留』より引用
  • 前席に海軍大尉の襟章をつけた搭乗員、後席には飛曹長の襟章をつけた同じく飛行服の搭乗員と、襟章のない第三種軍装をきた士官が乗っており、島の人がこれを近くに葬ったという。 豊田穣『海軍軍令部』より引用
  • 僕は猪間大尉の当番兵、つまり女中なのですが、たとえ今ここに大尉の襟章と一等兵の襟章とを持ってきて、子供にどっちの方を取るかと云えば、必ず大尉の方をとるにきまっていますが、そのままのひらきをもって、僕は猪間大尉に拝跪はいきしていたのです。 小島信夫『アメリカン・スクール』より引用
  • そこを坂下からこちらへ十人ばかりの陸軍の兵隊が、重い鉄材を積んだ車をいて登って来ると、栖方の大尉の襟章を見て、隊長の下士が敬礼ッと号令した。 横光利一『微笑』より引用