大分

全て 名詞 副詞
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  • するとその中からはもう大分古くなつた人形芝居の道具が出て来ました。 牧野信一『首相の思出』より引用
  • それを殺すと云ったところで馬を殺すというようのとは大分ちがいます。 宮沢賢治『ビジテリアン大祭』より引用
  • これは当時の科学者らの間に大分もてはやされた問題であったのである。 寺田寅彦『宇宙の始まり』より引用
  • 内へ來てからのお時は、もう以前のお時とは大分樣子が變つてゐました。 小山内薫『反古』より引用
  • 然るに二十日ほど経ってからの数通の手紙は内容が大分変って来ています。 浜尾四郎『死者の権利』より引用
  • 大分暇がかかるので、わたくしは入口に立ったまま道路の方へ目を移した。 永井荷風『濹東綺譚』より引用
  • この問題になるとおそらく人々の考えに大分だいぶの相違があるであろう。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 岸本はこんなことを言って子供の世話をするのに大分もう慣れて来た。 島崎藤村『新生』より引用
  • そしてそれにつれて老医師の考へもこの頃では大分最初と変つてゐた。 相馬泰三『夢』より引用
  • その本は大分丹念たんねんに使用したものと見えて裏表うらおもてとも表紙が千切ちぎれていた。 夏目漱石『博士問題とマードック先生と余』より引用
  • それから大分道程が進んで来たと思ふ頃一人の壮夫が坂をのぼつて来た。 長塚節『しらくちの花』より引用
  • 退院後は大分元気を取戻されて、また元のような静かな日が続きました。 小金井喜美子『鴎外の思い出』より引用
  • おそらく田舎と江戸まえとは道具だけでも大分違うと思ったでありましょう。 高村光雲『幕末維新懐古談』より引用
  • しかし男の子も、その頃には、今の男の子よりも大分上手だったのです。 三宅幾三郎『ワンダ・ブック——少年・少女のために——』より引用
  • 大分陽気も暖かになりましたから広島も賑やかになつてゆくことでせう。 原民喜『書簡』より引用
  • 彼は三十前なのに大分老いさらした人のような身体つきや動作になっていた。 岡本かの子『金魚撩乱』より引用
  • この時は大分の重態で御本人も寛先生も死を覚悟された模様であつた。 平野万里『晶子鑑賞』より引用
  • お父上の御病気は大分よくなったときいて私等ははじめて安心いたしました。 知里幸恵『手紙』より引用
  • 叔父が奥から、のそりと起き出して来たころには、花も大分進んでいた。 徳田秋声『足迹』より引用
  • 庭の木立を洩れる音を塀越しに聞いて茫然ぼんやり佇立たちどまる人も大分あるさうだ。 内田魯庵『犬物語』より引用
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