大して

全て 副詞
3,484 の用例 (0.02 秒)
  • しかし一般の経済状態は大してゆたかだというほどではありませんでした。 夏目漱石『こころ』より引用
  • しかもこんなことを頭に描いてゐるのもさう大して長い間ではなかつた。 田山花袋『道綱の母』より引用
  • と言っても、大して難しいことが私の随筆の中に出て来るわけではない。 福永武彦『第二随筆集 遠くのこだま』より引用
  • その二度目の妻が病気の時、彼は大して心配の様子もなくく出歩いた。 夏目漱石『道草』より引用
  • しかし岡田はその時のことを大して念頭にも止めていない様子で答えた。 島木健作『癩』より引用
  • 彼の河へ落ちた所は、ほかの若者たちがいる所と大して離れていなかった。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • しばらく記憶を探ってみたが、それ以降のことは大して覚えてなかった。 吉野匠『レイン4 世界を君に』より引用
  • その他のポケットからは、大して注意をひくような物は出てこなかった。 フリーマン・リチャード オースティン『歌う白骨』より引用
  • 大して持つものはないだろうと思っていたのだが、そうでもなかった。 赤川次郎『殺意はさりげなく』より引用
  • 漠然とした印象と名前以外、 相手のことなど大して知ってさえいない。 暁works『るいは智を呼ぶ① 皆元るい』より引用
  • 何本もあるのだから一本ぐらいなくなっても大して不自由ではないだろう。 ハドスン/守屋陽一訳『緑の館』より引用
  • しかし、新たなりという部分は、たいていは大して重要なことではない。 湯川秀樹『この地球に生れあわせて』より引用
  • ああいうことになりましたから大して危険はないように思われます。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(下)』より引用
  • 芸能人のパーティに医者が呼ばれるってのは大して珍しいことじゃない。 柴田よしき『ラスト・レース 1986冬物語』より引用
  • 声は大して変っていないようだったが、言葉づかいが丁寧になっていた。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 浜の様子は虹ヶ浜のあたりは大してちがいもないらしい様に見えました。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 彼の言葉の意味など、ほんとうは大して問題でないというふうだった。 アイルズ/宮西豊逸訳『殺意』より引用
  • 幸いにも、もはや彼の評判は失墜しても大して惜しいものではなかった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 酒の上のくだではないが、夫婦というものは大して難有ありがたいものでは無い。 国木田独歩『酒中日記』より引用
  • その間自分は何か変わったかというと、大して変わってないような気がする。 赤瀬川原平『優柔不断術』より引用
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