大きな吐息

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  • ほーっと大きな吐息をまたついて、彼女は堤防の方に向って歩き出した。 岡本かの子『快走』より引用
  • 人の気配が去った天幕の内で、大牙は彼らしくない大きな吐息をついた。 井上祐美子『五王戦国志1 乱火篇』より引用
  • 大きな吐息をついて路をよけ、あと見送って城太郎の瞳がまたひろがる。 山田風太郎『忍法帖3 伊賀忍法帖』より引用
  • 前代未聞の暗号数字事件を述べ終えて、帆村は大きな吐息を一つついた。 海野十三『暗号数字』より引用
  • 静かな駅の上にかぶさる夜空は大きな吐息に満ちてゐるやうだつた。 原民喜『災厄の日』より引用
  • そこをパスすると真田は大きな吐息をついて本式に寝こんでしまった。 大藪春彦『野獣死すべし』より引用
  • ここまで語って三神はふうーっと大きな吐息をついた。 森村誠一『虚無の道標』より引用
  • カローラの運転席に体を入れ、ドアを閉めて、おれは大きな吐息をはいた。 勝目梓『抱け、そして撃て』より引用
  • 大きな吐息を一つして、あとはおだやかな呼吸が規則正しくつづいた。 海音寺潮五郎『平将門 上巻』より引用
  • 父の大きな吐息といきが正行にもこのとき耳にわかる気がした。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 婚約者は、バカバカしいといったふうにふうっと大きな吐息を漏らした。 新津きよみ『婚約者』より引用
  • 手を洗おうとして化粧室に入りかけると、仕切壁ごしに大きな吐息が聞えた。 開高健『パニック・裸の王様』より引用
  • すると、老母はひと息大きな吐息をついて、気を失って倒れてしまいました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 06』より引用
  • 水絵はじっとその様子を見つめ、九条は大きな吐息を洩らして天井を仰いだ。 吉村達也『ワンナイトミステリー7 「北京の龍王」殺人事件』より引用
  • 根元に力を入れて屹立をひくつかせると、理沙が大きな吐息をついた。 日高剛『白昼の凌辱』より引用
  • これが伊央との会話を避けてきた結果なのだと気がついて、咲輝は大きな吐息をつく。 藤村裕香『ヴァニラな花嫁くん』より引用
  • 女の人は大きな吐息といきをついていいました。 坪田譲治『日本むかしばなし集 1』より引用
  • 東吾と源三郎が顔を見合せて大きな吐息をついた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 24 春の高瀬舟』より引用
  • 鉄平はその一つの椅子に腰を下ろすと、ふっと大きな吐息をついた。 山崎豊子『華麗なる一族 下』より引用
  • 胸郭全体を使った大きな吐息が、思考のなかに感じられた。 田中芳樹『銀河英雄伝説 01 黎明篇』より引用
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大きな吐息 の使われ方