夜道

全て 名詞
1,417 の用例 (0.02 秒)
  • そうしては暗い夜道を二人で歩くのがこの上もないたのしみな事だった。 宮本百合子『ひな勇はん』より引用
  • このまま夜道に立っているだけでこの世の者には見えなくなりそうだ。 沖田雅『先輩とぼく 04』より引用
  • でも先生はわざわざ宇佐と花吉に声をかけ、夜道を送ってくれと言った。 宮部みゆき『孤宿の人 (上)』より引用
  • あれは、東中野の駅から住宅街の方へ続く夜道を流しているときだった。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • そのぬくもりをはっきりと意識しながら、夜道を家の方に急いでいった。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 夜道をゆく心細さも、その足の痛みも、女は感じていないようであった。 夢枕獏『陰陽師付喪神(つくもがみ)ノ巻』より引用
  • もうその頃汽車はあったが三人はわざと一里半の夜道を歩いて松山に帰った。 高浜虚子『子規居士と余』より引用
  • 鳴き声をあげたりして、暗い夜道を歩いている人などを脅かすともいう。
  • 夜道の一人歩きが危険であることは、それは距離にはあまり関係がないのだ。 西尾維新『偽物語(上)』より引用
  • もとはといえばだ、夜道で飛びかかってきたあのオオカミがいかんのだ。 星新一『おかしな先祖』より引用
  • 二人並んで暗い夜道を駅に向かって歩きながら、伊月はポツリと言った。 椹野道流『鬼籍通覧4 隻手の声』より引用
  • 何も見えない夜道を得意でない馬に乗っていくことは、荷が重過ぎた。 茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実-』より引用
  • 合宿地の駅前にいる女を買いに行こうと、夜道を走ったことがあった。 中上健次『岬』より引用
  • 道の両側は畑になっていて、田舎の夜道でも歩いている感じだった。 井上靖『崖(下)』より引用
  • 夜道を一人で歩かせるわけにいかないという点では、文句も言えなかった。 赤川次郎『自選恐怖小説集 さよならをもう一度』より引用
  • やはり最初に夜道で襲われた時、事を放っておいたのがいけなかった気がする。 畠中恵『しゃばけ』より引用
  • 旅館に帰る途中の夜道で、ほんとうに天の声をきいたというのである。 矢野誠一『さらば、愛しき藝人たち』より引用
  • たまたま帰る方向が一緒だったぼくと朋子は、いつも二人で夜道を帰った。 吉田修一『最後の息子』より引用
  • きょうこそは、夜道にかからぬうちにナイロビへ着くようにしましょう。 阿川弘之『南蛮阿房列車』より引用
  • やがて夜道の彼方かなたからやってきた風が私たちの前を吹きぬけていった。 恒川光太郎『夜市』より引用
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