夜通し

全て 副詞 名詞
858 の用例 (0.01 秒)
  • 冬も近いこの季節、夜通し歩き続けた彼の苦労は相当なものだったろう。 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』より引用
  • 中彦は名古屋のホテルにいて、夜通しテレビで事故の報道を眺めていた。 阿刀田高『ぬり絵の旅』より引用
  • 精神的な苦痛と緊張が夜通し継続していたのだから無理もなかった。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』より引用
  • 夜通し吹き続ける風に眠りえない中将は、物哀れな気持ちになっていた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 今更いまさらのやうに近所きんじよものたのまれて夜通よどほしにもくといふことにつた。 長塚節『土』より引用
  • そして二人は、黙り込んだまま、夜通しでも動かなかったかも知れない。 豊島与志雄『野ざらし』より引用
  • かれは三人を回復させた後も、夜通しで他の者達の治療を行った。
  • 夜通し青麻の耳底に残っていた爆音の正体がこれであったかどうかは分らない。 島尾敏雄『出孤島記』より引用
  • 頭の中は発射台になって、夜通し、定期便のように宇宙船が飛び立った。 島田満『ペレランディア!』より引用
  • 夜通しこうした問題を論じ合ったのも、目的なしだったとは思いたくない。 マッカラーズ/河野一郎訳『心は孤独な狩人』より引用
  • 靴は石の上で夜通し夜露に濡れて置かれたままになっていたのだ。 島尾敏雄『出孤島記』より引用
  • 学生の頃はそれこそ、くだらない話を、延々と夜通ししていたんだから。 久弥直樹『SEVEN PIECE』より引用
  • と、現代であれば、このように夜通し喝采の声が飛び交ったことだろう。 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』より引用
  • 夜通し私は、何か白いものを、そして私に笑いかけてる人たちを見ました。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 長い時間待って二、三度乗り換えをしながら、夜通しの旅になるのだった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 法子の事情に関係なく、夜通し法子を抱くのがよかったのかもしれない。 阿刀田高『花の図鑑(上)』より引用
  • たしかに量も飲んだが、原因は、夜通し光二と言い争っていたせいだった。 井上荒野『だりや荘』より引用
  • 前夜、わかむすめのどを切られた事件で、夜通しの警戒態勢けいかいたいせいだったのである。 赤川次郎『魔女たちのたそがれ』より引用
  • しかしながら夜通し行われた作業は、結果論としては無意味であった。
  • 夜通し泣いて許しを乞うても心を鬼にして中へ入れてやらない。 胡桃沢耕史『翔んでる警視正 平成篇4 ランバダに酔いしれて』より引用
  • 次へ »