夜会のとき

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  • 夫人はコンラート王子の別荘で行われた夜会のときと同じ服を着ていた。 ルブラン/大友徳明訳『オルヌカン城の謎』より引用
  • それは二階のひとつの窓で、ポールがコンラート王子の夜会のときのぞき見した窓のすぐ上にあった。 ルブラン/大友徳明訳『オルヌカン城の謎』より引用
  • 事実モンシニョーレ・デル・ドンゴの名は大夜会のときに最初に来着を知らされた名前の一つだった。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(下)』より引用
  • みんなが出払った夜会のときが、一番人目につかないわ。 荻原規子『西の善き魔女3 薔薇の名前』より引用
  • 彼女に近づいたのはそれからしばらくしてからで、やはり夜会のときだったが、こっちから話しかけてみると、むこうはろくに目もくれないで、人を小馬鹿にしたように口を結んだきりじゃないか、でこっちは、待ってろよ、いまに仕返ししてやるからなと腹のなかで思ったね! ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(1)』より引用
  • これがあの夜会のときと同じ女の姿かと、我ながら一日じゅうかきむしりつづけた我がざんばら髪をみつめて、唖然あぜんとする。 森瑤子『恋愛関係』より引用
  • ところで、この日ごろ、美齢はあまり忙しかったので、まるで元を相手にしていないように見えたが、その晩は、彼がいつも夜会のときに着る黒の洋服を着て室から出てきたとき、偶然に彼女が眠っているかわいい赤ん坊を抱いて通りかかった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • 教会から屋敷へ到着したとき、玄関からダイニングルームから、広間や応接間もオリーブと百合の花で飾られていて、ふだんの屋敷ともきらびやかな夜会のときとも違う華やいだ雰囲気に、リディアは驚かされたのだ。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第17巻 すてきな結婚式のための魔法』より引用
  • これらの人々が原則としている一種の気転によって、エパンチン家の人たちはまれにお客を招待して催す夜会のときに、上流の人々と、ややその下につく人々、すなわち『中流階級』の選り抜きの代表者とを好んでつきまぜるのであった。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(下)』より引用
  • ただ、相も変わらずうちの別荘で催された夜会のとき、食卓について、ナプキンを巻きつけ、酒杯を手にして、飲んだり食ったりする客人たちの上席にすわるときだけは、まだ彼は昔の快活さを取りもどすことができた。 マン/佐藤晃一訳『トーマス・マン短編集2』より引用