夜中に眼を覚し

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  • 夜中に眼を覚して、眠れないといっても、長い間眼がさめてるものではない。 豊島与志雄『蔵の二階』より引用
  • 禎輔が夜中に眼を覚したり、ふいに朝早く起き上ったりすることが、会社の何かの事件のためではなくて、他に深い原因があるらしいのを、直覚的に彼は感じた。 豊島与志雄『野ざらし』より引用
  • 夜中に眼を覚すと、どちらも、相手がそこに寝ているかどうか確かめるために、手を伸ばして相手の顔を撫で、そして安心してまた眠った。 豊島与志雄『窓にさす影』より引用
  • なにか音がするので、夜中に眼を覚した。 豊島与志雄『好人物』より引用
  • 妙に息苦しい気がして夜中に眼を覚すと、それから頭のしんが冴えて、どうしても寝つかれません。 豊島与志雄『影』より引用
  • 私は度々夜中に眼を覚すようになった。 豊島与志雄『二等車に乗る男』より引用
  • 夜中に眼を覚したり、朝早く起き上ったりなさることが、時々あるものですから、私も少し心配になって聞いてみると、いくらか神経衰弱らしいと云って、自分を憐れむように微笑んでいなさるんでしょう。 豊島与志雄『野ざらし』より引用
  • 天幕の下に帰りたい、砂の上で寝たい、砂の上を走りたい、砂の上で転びたい、野原から野原へと、羊を連れてさまよいたい、夜中に眼を覚した時、空の黄色い星と自分の顔の青い星との間には、輝く星粒が透いてみえる、あのりきれた、つぎはぎだらけの薄いとばりしか感じたくないと思ったというのでした。 モーパッサン/新庄嘉章『ある女の告白』より引用