夜中に眼

48 の用例 (0.00 秒)
  • 年寄りだから、夜中に眼をさます癖はあったが、今夜は、それとは違う。 松本清張『かげろう絵図(下)』より引用
  • 夜中に眼をさましてその頃のことを思い出したりすると、全くいやになるね。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • ただ、仕合せなことには、夜中に眼がえていつまでも寝つかれなかった。 井伏鱒二『小説日本芸譚』より引用
  • 夜中に眼を覚して、眠れないといっても、長い間眼がさめてるものではない。 豊島与志雄『蔵の二階』より引用
  • 夜中に眼を覚ましたからといって、わざわざ起きあがったりしない。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三』より引用
  • 宵から快眠したので、夜中に眼をさまして句作、気に入つた句が作れた。 種田山頭火『其中日記』より引用
  • 夜中に眼を覚ますとき、それが深淵しんえんのように口を開いてきた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • そいつを夜中に眼を醒ました、酔眼朦朧もうろうたる斎藤さんが探し出したんだね。 夢野久作『無系統虎列剌』より引用
  • 久慈はふと母の今いる所はこの足の下だと思うと、丁度今ごろ母は夜中に眼が醒めて明日の方角のことを考えている最中だろうと思った。 横光利一『旅愁』より引用
  • 私には、内藤が夜中に眼を醒まし眠れなくなったという理由が、わかるような気がした。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • かなり酔って帰宅したにもかかわらず、辰夫は夜中に眼が覚めた。 小林信彦『夢の砦』より引用
  • 夜中に眼がさめて、一時間も二時間も時計の音に注意してるつもりでも、実際はその間にうとうとして、時計の音を聞きもらすことがある筈だし、三十分毎の一つの音だけを耳に入れるのであろう。 豊島与志雄『蔵の二階』より引用
  • 夜中に眼がめると、ぽつりぽつりと雨が顔へあたっていた。 夏目漱石『満韓ところどころ』より引用
  • そして夜中に眼をさまして、このことを考えると、戦争の終らない先に、自分が参ってしまうだろうと思わざるをえなかった。 ハシェク/辻恒彦訳『良き兵士シュベイク(上)』より引用
  • 禎輔が夜中に眼を覚したり、ふいに朝早く起き上ったりすることが、会社の何かの事件のためではなくて、他に深い原因があるらしいのを、直覚的に彼は感じた。 豊島与志雄『野ざらし』より引用
  • 夜中に眼を覚すと、どちらも、相手がそこに寝ているかどうか確かめるために、手を伸ばして相手の顔を撫で、そして安心してまた眠った。 豊島与志雄『窓にさす影』より引用
  • 俺は夜中に眼を醒して此事を思出すと堪らなかつた。 阿部次郎『三太郎の日記 第一』より引用
  • 夜中に眼をさますことが多いので、午後になると、大ていぐっすり昼寝をする習慣になっている。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 夜中に眼が覚めて外を覗くと、鬱陶しかった谷の空はいつの間にか星が銀砂子を撒いていた。 木暮理太郎『黒部川を遡る 』より引用
  • あまりにもすさまじい自分のいびきに夜中に眼を覚ましたケンは、残りのふたりがそばにいないのでギョッとしました。 久美沙織『小説版MOTHER1』より引用
  • 次へ »