夜中にふと

38 の用例 (0.01 秒)
  • 夜中にふと目をさますと、だれかが上から、ぼくの顔をのぞいているのです。 横溝正史『大迷宮 v0.9』より引用
  • 夜中にふと目を覚まして、ああおれは生きているんだなあと、思うことがあるよ。 三浦綾子『塩狩峠』より引用
  • 夜中にふと眼を覚して、夜明け近くまで夢現の境に彷徨することがあった。 豊島与志雄『或る女の手記』より引用
  • ある時、旅館に泊つて夜中にふと目ざめて上を見るとその政治家の額がかゝつてゐる。 吉川英治『折々の記』より引用
  • 夜中にふと眼がさめると台所の土間どまの井戸端で虫の声が恐ろしく高く響いているが、傍には母も父も居ない。 寺田寅彦『追憶の冬夜』より引用
  • 夜中にふと眼をまして、おや、と思うといきなり手足が硬直して動かない。 小野不由美『悪霊シリーズ 5 悪霊になりたくない!』より引用
  • そして夜中にふと眼覚めさせられることも、又うら寂しさの中のゆうたるものかも知れたものではない。 島尾敏雄『出孤島記』より引用
  • 夜中にふとそのことに気がついてから、ずっと気にかかって、ひと晩中、まんじりともできなかったのである。 内田康夫『日光殺人事件』より引用
  • 伸一と結婚した最初の年、わたしは夜中にふと目が覚めると洗面所に行き、鏡に自分の顔を映した。 夏石鈴子『家内安全』より引用
  • 瀬谷が夜中にふと目ざめてみると傍の片野の寝床は空だった。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用
  • 夜中よなかにふと、太郎たろう次郎じろうが目をましますと、おくでだれかが、なんだかぼりぼりものべているようなおとがしました。 楠山正雄『物のいわれ』より引用
  • ところが夜中にふと眼が醒めると、魔利の心臓は今にも破裂しそうに脈打っていたのである。 森茉莉『贅沢貧乏』より引用
  • そして着いた夜あるホテルへ泊まるんですが、夜中にふと眼をさましてそれからすぐ寝つけないで、深夜の闇のなかに旅情を感じながら窓の外を眺めるんです。 梶井基次郎『ある崖上の感情』より引用
  • 幼い頃、夜中にふと目をさました記憶がある。 阿刀田高『時のカフェテラス』より引用
  • そして着いた夜あるホテルへ泊まるんですが、夜中にふと眼をさましてそれからすぐ寝つけないで、深夜のやみのなかに旅情を感じながら窓の外をながめるんです。 梶井基次郎『檸檬・城のある町にて』より引用
  • 私は夜中にふと目をさましました。 岡本かの子『病房にたわむ花』より引用
  • そして着いた夜あるホテルへ泊るんですが、夜中にふと眼をさましてそれから直ぐつけないで、深夜の闇のなかに旅情を感じながら窓の外を眺めるんです。 梶井基次郎『檸檬』より引用
  • 身毒は夜ナカにふと目を醒ました。 折口信夫『身毒丸』より引用
  • 最初の日は、摂津の国の梶原寺という寺の僧房に宿を取ったのであるが、この武将は、夜中にふと目が覚めて、このようなことを考えた。 宮元啓一『日本奇僧伝』より引用
  • そして着いた夜あるホテルへ泊るんですが、夜中にふと眼をさましてそれから直ぐ寝つけないで、深夜の闇のなかに旅情を感じながら窓の外を眺めるんです。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
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