多くっ

全て 形容詞
37 の用例 (0.00 秒)
  • 弁護士という職業の人にとって、これは有利に作用する場合が多かった。 片岡義男『物のかたちのバラッド』より引用
  • その年齢は十二、三歳以下の子供か、または四十以上の男女を多しとす。 井上円了『欧米各国 政教日記』より引用
  • 我々の社会には、この例がどこよりも多いことは誰でも気づいている。 岸田国士『いわゆる「反省」は我々を救うか』より引用
  • もっとも穢多と云っても、昔は穢れた仕事のみをしたのではありません。 喜田貞吉『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』より引用
  • その金は蒙古人がただ物を買いに来るよりかラマに上げに来たのが多い。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 時は多と一との矛盾的自己同一として成立するということができる。 西田幾多郎『絶対矛盾的自己同一』より引用
  • それがその生涯に多かれ少なかれ影響を与えたことだけは言えると思う。 三浦綾子『海嶺(下)』より引用
  • それにも種類があるんですが、まず管狐というのを飼っているのが多い。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 酒の多少まわってる人々が多かったから、これからが大変なことになった。 坂口安吾『餅のタタリ』より引用
  • これは魔術まじゅつではないかと、箱の中をすみから隅までさぐるお客も多かった。 海野十三『透明猫』より引用
  • これらもまた死亡率を多からしめた原因の一つになっているであろう。 喜田貞吉『特殊部落の人口増殖』より引用
  • 自分で借りたものよりも、そうしたものの方が多かったかも知れない。 豊島与志雄『死ね!』より引用
  • 多いほうに入ってしまうと、それだけ人とおなじになってしまうでしょう。 片岡義男『頬よせてホノルル』より引用
  • ところがその宿にこの大蜘蛛の多かったことは驚くべきものであった。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • クリストフはその当時、他人と交渉ある多衆的芸術の方面へ志していた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 一番利益の多いと共に一番又取つき易いのは新らしい文芸の古典でせう。 芥川竜之介『文芸鑑賞講座』より引用
  • 放庵の場合は作品が多いことが、彼の価値の一部といふことができよう。 小熊秀雄『小熊秀雄全集-19』より引用
  • 恋多き存在だと昔から何度も聞いていたし、それは今も変わらないだろう。 田辺青蛙『生き屏風』より引用
  • そして僕と同じように、換玉ではいったのもこの不良連の中に多かった。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 二人目の子供が生まれてからは私共には面白くない日の方が多かったのです。 伊藤野枝『成長が生んだ私の恋愛破綻』より引用