多々益々

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  • むしろ多々益々よそへとられてもかまわぬという気持にさえなっている。 小林一三『宝塚生い立ちの記』より引用
  • 豊富な性情と健康な体質とを持った女は子供も産むがよい、社会的事業にも従事するがよい、その他あたうかぎり何事に向っても多々益々弁たたますますべんじて欲しいと私は思っている。 与謝野晶子『母性偏重を排す』より引用
  • こうしてこのひとは一週間ごとに交替で、三人のタイプのちがった男をあいてに、閨房けいぼうの遊戯を楽しめるというわけで、それと同時に三人の男を鞭撻し競争させ、それによって多々益々たたますます興行成績をあげようという寸法で、なかなか抜目のない女ですよ。 横溝正史『魔女の暦』より引用
  • 操夫人は多々益々たたますます興に入り、多々益々多弁になり、多々益々妙なことをいう。 横溝正史『金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会』より引用
  • 多々益々善し、といったのである。 駒田信二『中国妖姫伝』より引用
  • またしても目前、盲動と言い、差合いが眼前にあることに今度は気がつかず、躍起となって、近藤のために多々益々たたますます弁ずるという次第であります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 且又軽蔑は多々益々恬然と虚偽を吐かせるものである。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • 多々益々ますます弁ずというやつね。 倉橋由美子『アマノン国往還記』より引用