夕飯をすませ

33 の用例 (0.00 秒)
  • その晩は八時から協会の会合があるというので、夫人はそれへ出席するため急いで夕飯をすませた。 ドイル『背の曲った男』より引用
  • 相変らず爺さんは夕飯をすませてから出かけてきて十一時が打つと帰っていってしまう。 矢田津世子『神楽坂』より引用
  • 昼飯から三時間とたないうちに夕飯をすませて、私は一人下田の北へ橋を渡った。 川端康成『伊豆の踊子・禽獣』より引用
  • 張は承知してさきに夕飯をすませ、お休みなさいと挨拶をして、廟へ出かけて行った。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(一)』より引用
  • ちょうど、お夕飯をすませたところへ、お使いの方が見えた。 ハーン/平井呈一訳『骨董』より引用
  • 夕飯をすませてから観たので、番組は、すでに半ばであった。 小林信彦『ビートルズの優しい夜』より引用
  • 僕等は夕飯ゆうはんをすませたのち、ちょうど風の落ちたのを幸い、海岸へ散歩に出かけることにした。 芥川竜之介『彼』より引用
  • ロンドンに着いてみると、夕飯をすませたらすぐにも来てほしいという、夫人からの至急の催促が待っていた。 モーム/中野好夫訳『月と六ペンス』より引用
  • 町廻りの帰りかと東吾は思ったのだが、そうではなくて、奉行所から一度、帰宅し、夕飯をすませて出て来たという。 平岩弓枝『御宿かわせみ 14 神かくし』より引用
  • 職人達の住いになっている家のほうで夕飯をすませて、あとは各々、勝手となっている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 09 一両二分の女』より引用
  • きょうも水の音に暮れてしまったので、電燈のもとで夕飯をすませて、散歩がてら理髪店へゆく。 岡本綺堂『綺堂むかし語り』より引用
  • これは其の後の事だが、夕飯をすませて、士官室の諸君と話してゐると、上甲板でわあと云ふ聲が聞こえた事がある。 芥川竜之介『軍艦金剛航海記』より引用
  • それにしても、本人の山岸はそんな騒ぎを知っているのかどうか、まずそれを訊きただしておく必要があるとも考えたので、飯を食ってしまうとすぐに二階を降りて山岸の部屋へたずねていくと、山岸はわたしよりもさきに夕飯をすませて、どこへか散歩に出て行ったということでした。 岡本綺堂『白髪鬼』より引用
  • それにしても、本人の山岸はそんな騒ぎを知っているかどうか、まずそれを訊きただしておく必要があるとも考えたので、飯を食ってしまうとすぐに二階を降りて山岸の部屋へたずねていくと、山岸はわたしよりもさきに夕飯をすませて、どこへか散歩に出て行ったということでした。 岡本綺堂『岡本綺堂伝奇小説集其ノ二 異妖の怪談集』より引用
  • 私は夕飯をすませて坐っていた。 上林暁/坪内祐三編『禁酒宣言 ―上林暁・酒場小説集』より引用
  • 半七がいつもより早くうちへ帰って、これから夕飯をすませて、近所の無尽むじんへちょいと顔出しをしようと思っていると、小さい丸髷に結った四十ばかりの女が苦労ありそうな顔を見せた。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 昨日、夕飯をすませた後、尾崎を自分の部屋に呼ぶと、主人の太兵衛はいきなり丸山に伝わる吉井の話を知っているかと、きいてきたのである。 井上光晴『丸山蘭水楼の遊女たち』より引用
  • 一日二日すると、ミセス・ストリックランドから手紙が来て、今晩夕飯をすませたら、ちょっと訪ねて来てほしいということだった。 モーム/中野好夫訳『月と六ペンス』より引用
  • 久し振で露子と差し向いになってまずい夕飯をすませた私は、不相変、殺人研究の本を読み耽っていたのです。 浜尾四郎『悪魔の弟子』より引用
  • 早めにサヴェージ・クラブで夕飯をすませたが、その席でヘンリにはこんどの冒険のことをいくらか話して聞かせた。 ドイル/延原謙訳『失われた世界』より引用
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