夕飯の時

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  • 彼はふと夕飯の時に夫の唇から洩れた同情のある言葉を思ひ出した。 田中貢太郎『あかんぼの首』より引用
  • 夕飯の時にも飯の後で老婆と新一が茶の間の行灯の傍で囁き合っていた。 田中貢太郎『狐の手帳』より引用
  • 主人夫婦と博士との立話たちばなしが尽きない内に午後七時の夕飯ゆふめしの時が来た。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 夕飯の時は、またお角を相手にして、軽快に四方山よもやまの話を語り出でました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • と言いながら次郎は縁側に立って夕飯の時を待つ岸本の側へ寄った。 島崎藤村『新生』より引用
  • で、子供等は朝飯と夕飯の時のほかは、めったに父と一緒のことはなかった。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • お夕飯の時にヘンなこと言っちゃったから、気にしてたのね。 雪乃紗衣『彩雲国物語 02 黄金の約束』より引用
  • ある日大尉は、夕飯の時に、きょうの月は上弦か下弦かという質問を出した。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • あなたの話してくれたことをわたしは知りませんでした、というのは夕飯の時女中さんがわたしのそばに来なかったんですもの。 ディケンズ/青木雄造・小池滋訳『荒涼館(1)』より引用
  • テーブルの上には、まだ夕飯の時の食器が残ったままだった。 夏石鈴子『家内安全』より引用
  • そこで王は、夕飯の時まで、めいめい好きなことをしているようにと暇をとらせました。 ボッカッチョ/柏熊達生訳『デカメロン(中)』より引用
  • 夕飯ゆうめしの時、御嬢さんは私を変な人だと云いました。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 夜になって、片岡の家に日傭ひでまを取りに来た十幾人かは、夕飯の時から乾燥はしゃぎきっていた。 佐左木俊郎『駈落』より引用
  • ついに夕飯の時になって見ると、その食膳は一人前であります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 私は家へ帰ると、夕飯の時に伯父にその話をした。 倉田百三『光り合ういのち』より引用
  • そこへ、夕飯の時に一杯やつた、酒の酔が手伝つてゐる。 芥川竜之介『芋粥』より引用
  • 夕飯の時、彼女は元したように料理の手伝いをした。 宮本百合子『伸子』より引用
  • 夕飯ゆうめしの時、お嬢さんは私を変な人だといいました。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 夕飯ゆうめしの時、お嬢さんは私を変な人だと言いました。 夏目漱石『こゝろ』より引用
  • 昭が母親の佐知子にそう言われたのは、夕飯の時だった。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
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