夕飯どき

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  • 私は着くとすぐにピアノに向かって、夕飯どきまで離れませんでした。 モーツァルト/服部龍太郎訳『モーツァルトの手紙』より引用
  • 今まで夕飯どきにめったに家にいなかった父は、毎日その時間だけ帰るようになった。 角田光代『対岸の彼女』より引用
  • どこの家でも夕飯どきだろうに、こんなことでお騒がせするのは恐縮の限りだったが、訳を話した。 岸本葉子『マンション買って部屋づくり』より引用
  • ジュヌビエーブはちょうど生徒の夕飯どきなので、行って世話をしなければならないから失礼すると言って奥へ去った。 ルブラン/保篠龍緒訳『813(上)(ルパン・シリーズ)』より引用
  • たとえ彼女の家を知らなかったとしても、それが昼どきか夕飯どきなら、誰もが必ずドアの前にたどり着くことができただろう。 平松洋子『アジア おいしい話』より引用
  • 夕飯どきには早いので、静かな店内にいるのは登美彦氏ばかりだ。 森見登美彦『美女と竹林』より引用
  • アーンショー夫人は三日目の夕飯どきにはお帰りだろうと思って、何時間も夕御飯を延ばして待っています。 エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳『嵐が丘』より引用
  • 料理はずいぶんばたばたとしてしまったものの、時間的には七時を回ったあたりで、夕飯どきとしてはちょうどいい頃合いになった。 雫井脩介『クローズド・ノート』より引用
  • そうすれば、こんなふうに、ぜんぜん縁のない家族の夕飯どきに、話のネタになることもなかったのに。 氷室冴子『海がきこえる』より引用
  • ちょうど夕飯どきとあって、店は八分の混みようだ。 林真理子『初夜』より引用
  • わたしが夕飯どきに帰らなくても、夫はけっこう平気で女中といっしょに食事をすませるほど。 バルザック/佐藤朔訳『従妹ベット(上)』より引用
  • 日の暮れるのが早い冬の夕飯どきなど、一度、メノコ飯の入った椀を手から離すと、次に手に取るのに苦労する。 井上ひさし『手鎖心中』より引用
  • 夕飯どきくらいまで着きっこねえわ。 マッカラーズ/河野一郎訳『心は孤独な狩人』より引用
  • 夕飯どきになり、わしが皿の中に鯛の頭、調味料をよくかけた汁ご飯を入れてやっても、自分は決して食わん。 遠藤周作『ぐうたら人間学』より引用
  • 実力テストのランキングに、ふいに飛びこんできたダークホースは、ぼくらの学年のさまざまな家庭の夕飯どきに、話題になったのだろう。 氷室冴子『海がきこえる』より引用
  • 夕飯どき、ひょっとしたら戦場ヶ原の手料理がいただけるのではないかとにわかに期待を寄せていたのだが、あの女はそんな気配を全く見せなかった。 西尾維新『化物語(上)』より引用
  • 私は当時、金がなかったから、今の女房とデイトしようにも晩飯ひとつ食えず、一計を案じて柴田家の夕飯どきをねらってはよく伺ったのだ。 遠藤周作『ぐうたら好奇学』より引用
  • 塗師ぬしだった夫が、生前、懇意にしていた六位のじようにたのみこみ、宮門への出入り許可を取りつけて、以来、夕飯どきになると彼女は衛門の陣へ出かけて行った。 杉本苑子『続今昔物語ふぁんたじあ』より引用
  • 夕飯どきになると悦ちゃんは私を買い物に誘う。 林真理子『ルンルンを買っておうちに帰ろう』より引用
  • 夕飯どきに、味噌みそ、塩、砂糖さとう味醂みりんなどを切らしていることに気づくと、よくとなりの大家の家に借りに行かされた。 柳美里『水辺のゆりかご』より引用