夕刻近く

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  • それは夕刻近く、その夜の宿泊地である午寮ごりょうの街が見えたところだった。 小野不由美『十二国記 02 月の影 影の海(下)』より引用
  • お前は四年前の九月の最後の日の午後、夕刻近くなって生まれた。 なだいなだ『パパのおくりもの』より引用
  • その日の夕刻近く、蒼と深春は上りの踊り子号に並んで座っている。 篠田真由美『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』より引用
  • 夕刻ゆうこく近くになって、船はエレミアの港をゆっくりとあとにした。 水野良『魔法戦士リウイ ファーラムの剣 呪縛の島の魔法戦士』より引用
  • 夕刻近くになって、馬首を並べ三人の男がやってくるのが見えた。 南條範夫『山岡鉄舟(三)』より引用
  • 夕刻近く、富士子が佐織と一緒に海方の病室へ足音高く入って来た。 泡坂妻夫『毒薬の輪舞』より引用
  • 夕刻近くなってそれはさらにひどくなった。 佐藤大輔『皇国の守護者1 反逆の戦場』より引用
  • 夕刻近くに宿に着き、部屋に案内されると、窓の下は滔々たる芹川の流れである。 赤瀬川隼『人は道草を食って生きる』より引用
  • 新田軍は十一日の夕刻近くになって入間川いるまがわのほとりについた。 新田次郎『新田義貞(下)』より引用
  • 夕刻近くになって、則村は赤松館に集まった者の人員を点呼した。 新田次郎『新田義貞(下)』より引用
  • 検査が済むと、将校の荷物の山を囲んで再び示威運動を始め、収容所に帰ったのは夕刻近くでした。 御田重宝『シベリア抑留』より引用
  • 女は夕刻近くに、ひとりでもどってきた。 小野不由美『十二国記 02 月の影 影の海(下)』より引用
  • 夕刻ゆうこく近くになって、湖底の探索を進めていた女性たちは、パーンとリウイのふたりをむかえにもどってきた。 水野良『魔法戦士リウイ ファーラムの剣 呪縛の島の魔法戦士』より引用
  • 銀座も花曇りしているような夕刻近く、絵草紙屋に三人の壮士風の男たちがドヤドヤとはいって来た。 山田風太郎『明治十手架(上) 山田風太郎明治小説全集13』より引用
  • 中田ら三名以上に衝撃をうけた矢野は、臆病おくびよう風に誘われて、夕刻近く逐電ちくてんしたらしい。 池宮彰一郎『四十七人の刺客(下)』より引用
  • 女房は、娘をとりあえず私の兄と懇意の外科病院に入院させ、そのあと入院生活に必要なものをデパートに買いに行ってまた病院に寄り、やっと家に戻ってきたのはもう夕刻近くであった。 北杜夫『マンボウ響躁曲 地中海・南太平洋の旅』より引用
  • 帝や殿上人たちが見守る中で、抜出勝負の取り組みがひとつずつ終わってゆき、真髪成村と海恒世の番になったのは、夕刻近くになってからだった。 夢枕獏『陰陽師生成(なまな)り姫』より引用
  • 壁は薄い板が張られているだけで、夕刻近くになると、西側の板壁の所々に赤みをおびた斑点はんてんに似たものが湧く。 吉村昭『法師蝉』より引用
  • 福子は毎日、夕刻近くになると風呂に行き、髪結いに行く。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • 夕刻近くには夕餉ゆうげあたたかな匂いが漂ってきて、階下から「ごはんよ」と呼ぶ声がする。 明野照葉『輪(RINKAI)廻』より引用
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