夕刻前

36 の用例 (0.00 秒)
  • 軍医は、はっきり云うことを避けて、夕刻前にもう一度来ると約束した。 ジッド/石川淳訳『背徳者』より引用
  • 第一日は、八日の夕刻前から、夜の十時頃まで、攻めつづけに攻めた。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
  • 夕刻前から曇り出したオアフの空からは風さえ伴った雨が降りはじめていた。 山田風太郎『同日同刻 ―太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日』より引用
  • 走行距離は長いが、ほとんどが高速道路だから、夕刻前には藤代町に着いた。 内田康夫『遺骨』より引用
  • 典医がきてなおすと、夕刻前よりはいちじるしく熱があがっていた。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 我々は夕刻前には到着できるであろうとの考えから、前方に見える山脈の最高点に向かってまっすぐ進むことに決した。 ヘディン/岩村忍訳『中央アジア探検記』より引用
  • 夕刻前で、まだ二人の子は帰宅していなかった。 内田康夫『遺骨』より引用
  • この時間の配食所の混雑は尋常でないし、夕刻前に起きたことのない俺の数少ない生活習慣のひとつだった。 押井守『Avalon 灰色の貴婦人』より引用
  • 江ノ島を正面に見る宿には夕刻前に辿り着いた。 高橋克彦『だましゑ歌麿』より引用
  • 夕刻前に風は西北となり、オーフェルスヒー号は出帆しなかった。 遠藤周作『沈黙』より引用
  • 騎乗一日、夕刻前に明郡めいかく辿たどり着き、軽く風けのように布をかぶって門を入った。 小野不由美『十二国記 07 風の万里 黎明の空(下)』より引用
  • そうできたのも、いつでも店はほとんどひまだったし、じっさい夕刻前はまるでお客がなかったからだ。 コンラッド/井内雄四郎訳『密偵』より引用
  • 次の日も夕刻前に弥七は吉野屋の店先に顔を出した。 畠中恵『ぬしさまへ』より引用
  • 夕刻前、艦隊は戦闘機6機、急降下爆撃機20機に襲われたが、損傷はなかった。
  • 夕刻前に国王は陣営に帰り着いた。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第03巻 「白亜宮の陰影」』より引用
  • 二人は、夕刻前に村に着いた。 秋田禎信『ひとつ火の粉の雪の中』より引用
  • 小玉はすぐに手配をしてくれて、夕刻前に回答が来た。 内田康夫『贄門島(にえもんじま)上』より引用
  • つまりアパートの隣室の人がガス臭いようだとさわぎ出したのは翌朝の八時ごろ、昌弥君は前夜の十時から夜半の中にガス自殺したと想像されているのだが、僕は彼が殺されたのはもっと早く、少なくとも十四日の夕刻前だと思う。 平岩弓枝『黒い扇』より引用
  • 夕刻前に、列車は駅に着いた。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ04 扉なき仮宿』より引用
  • そんな言葉で説明したのではなかったけれど、某日、やはり夕刻前のひととき、キッチンから出てきて茶をいっしょにしてくれた李文明氏に問わず語りに、窮境を語ったことがある。 開高健『珠玉』より引用
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