夕刻になる

68 の用例 (0.00 秒)
  • 夕刻になっても、誰一人として恐ろしい知らせを口にしようとはしない。 アレクサンドル・デュマ/乾野実歩訳『リシャール大尉』より引用
  • 次の日、夕刻になって金が薄ら笑いを浮べながら宗湛屋敷に帰って来た。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • 夕刻になると、防衛の準備が終わったと見えて、兄達が席へ戻ってきた。 咲村観『上杉謙信天の巻』より引用
  • 父親は朝早く家を出るつもりだったようだが、じっさいには夕刻になった。 藤沢周平『日暮れ竹河岸』より引用
  • 夕刻になると居ても立ってもいられないほど不安になってきた。 酒見賢一『後宮小説』より引用
  • 夕刻になって、西明寺さいみょうじにいる空海の部屋を訪ねてきた者があったのである。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一』より引用
  • 城下を捕まえることができたのは、翌々日の夕刻になってのことだった。 明野照葉『輪(RINKAI)廻』より引用
  • 太陽は夕刻になると必ず、大地か河に喰われるように沈んでゆくのである。 酒見賢一『童貞』より引用
  • 昼が過ぎ、また夕刻になり、また夜になっても伊成は起きなかった。 夢枕獏『陰陽師龍笛(りゅうてき)ノ巻』より引用
  • 夕刻になったというだけではなく、雲が分厚く空一面をおおっていたのである。 夢枕獏『陰陽師鳳凰ノ巻』より引用
  • 夕刻になって老人は戻り、靴はちゃんと直接影にあって手渡してきたと言った。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1』より引用
  • その日の夕刻になって、この事件の最初の端緒をつかむことができた。 横溝正史『貸しボート十三号』より引用
  • 三島の遺体が解剖を終えて、自宅に戻ったのは、夕刻になってからだった。 佐竹一彦『警視庁公安部』より引用
  • そのため英仏両艦が交戦に踏み切ったのは、翌日の夕刻になってからだった。
  • 山を三つ越えただけで夕刻になり、疲れ果てて、早目に野営をした。 伊藤桂一『遥かなインパール』より引用
  • 喜助が福井の得意先から帰ってきたのは、夕刻になってからである。 水上勉『雁の寺・越前竹人形』より引用
  • 軍司令官は二十二日の夕刻になると、幕僚部長とあわててクンタンを出発した。 高木俊朗『抗 命 インパールII』より引用
  • 今までの二度の小太郎の行動を考えると、猟からの帰りは夕刻になりそうだった。 熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』より引用
  • 夕刻になり、ようやく二日酔いが抜けてきて、憑物つきものが落ちた気分になった。 霞流一『フォックスの死劇』より引用
  • 理由は、そのとき発艦すれば、敵上空到着は夕刻になり、帰艦は夜となる。 児島襄『指揮官』より引用
  • 次へ »