夕刻ごろ

14 の用例 (0.00 秒)
  • 仕事の電話から解放される休日もいいが、夕刻ごろになると、ベルの音へのなつかしさを覚えてくる。 星新一『声の網』より引用
  • それから、その日の夕刻ごろ、ここへ着いたことになる。 ドイル/斎藤伯好訳『マラコット海淵』より引用
  • ツラギでの抵抗は、一部少数のゲリラ的抗戦を別とすれば、八日夕刻ごろまでに終った。 五味川純平『ガダルカナル』より引用
  • 庭番とでもいうのか、もうよぼよぼの老人で、それに片脚不自由なんだが、それが昨日の夕刻ごろから行く方不明になってるんです。 横溝正史『金田一耕助ファイル09 女王蜂』より引用
  • 夕刻ごろ、遙か左前方に別の山が見えてきた。 井上ひさし『手鎖心中』より引用
  • 夕刻ごろからは、あちこちで米の強買こわがいもはじまっていた。 城山三郎『鼠 ─鈴木商店焼打ち事件─』より引用
  • しかし、署長さん、あなたのお話によるとこの男は、昨日の夕刻ごろから姿が見えなかったというじゃありませんか。 横溝正史『金田一耕助ファイル09 女王蜂』より引用
  • しかし、八日夕刻ごろまでにガブツ・タナンボコの大部分は米軍の手中に陥ち、一部の抗戦は翌九日遅くまでつづいたという。 五味川純平『ガダルカナル』より引用
  • 後者についての報告には空母は含まれていなかったが、もし近海に空母がいるとすれば、金剛榛名の第三戦隊は夕刻ごろ敵機に捕捉されるかもしれなかった。 五味川純平『ガダルカナル』より引用
  • 夕刻ごろ、私はふとあることを思いついた。 ヘディン/岩村忍訳『中央アジア探検記』より引用
  • 夕刻ごろブリックはすさまじい破砕力を持ったこの漂う暗礁のなかにすっかりはまりこんでしまっていた。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『氷海越冬譚』より引用
  • 既報K村の素封家本位田家の殺人事件において、失踪中の主人大助氏の行く方厳探中のところ、意外にも二日夕刻ごろにいたって、同家裏庭にある車井戸のなかより、死骸となって発見された。 横溝正史『金田一耕助ファイル02 本陣殺人事件』より引用
  • 江戸時代より糟屋、宗像郡などからやって来る行商人は早朝、家を出立し猫峠、薦野峠を越え吉川村の集落などで夕刻ごろまで商取引をした後、集落の中で懇意にしている家に一泊し、朝早く峠を越え帰途についたという。
  • それから二時間ばかり経った夕刻ごろ、原田雪子が、新しい毛布や敷布や氷枕、氷嚢ひようのうなどを入れた大きな風呂敷ふろしき包みを抱えて、あたふたとのりこんで来た。 石坂洋次郎『陽のあたる坂道』より引用