変じる

全て 動詞
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  • 石の床がそこだけ底知れぬ海と変じたようであった。 菊地秀行『魔界都市〈新宿〉』より引用
  • けれどもこの三教は今日の状態を変じなければ決して仏教の地位を奪うことは出来ない。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • その兄が竜身に変じたときには、誰がどうやって人身にもどせばよいのだろう。 田中芳樹『創竜伝 第03巻』より引用
  • しかし、その後大病を経てからは腰の低いやさしい性格に変じていたという。
  • 声音の中にあった恐怖の響きが、やがて狂乱の怒りに変じて行こうとしている。 シムノン/水谷準訳『サン・フォリアン寺院の首吊り人』より引用
  • 翁は苦笑しながら直ちにも雲を変じ巌に化しても大事ないとは思った。 岡本かの子『富士』より引用
  • かれは一種の奇術を知っていて、人を変じて虎とするのである。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 十七字にするときは自分の腹立ちがすでに他人に変じている。 夏目漱石『草枕』より引用
  • 目に宿った憂いの翳りがその瞬間、昏く妖しい光に変じたように思えた。 綾辻行人『暗黒館の殺人(下)』より引用
  • 僅かにあの辺で位置を変じて居るだけだということを聞いたから大方あの辺に居るかも知れない。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • いくら姿を変じてしまったとはいえ、ひとを相手に乱暴なことをしたくはありませんわ。 流星香『プラパ・ゼータ 5 闇色の魔道士』より引用
  • しばらく前に、車の中で鬼に変じたあの女の顔であった。 夢枕獏『陰陽師』より引用
  • お葉は重太郎を可哀想だとは思ったが、その同情が変じて恋とはならなかった。 岡本綺堂『飛騨の怪談』より引用
  • 元来は幻灯機のことを指すが、後に意味が変じて、映画を指すようになった。
  • このとき鶴若つるわかは、つる姿すがたへんじて、荘厳さうごんなる神人かみくわしてゐたのである。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 01 20080623』より引用
  • その灰色に変じたのは私は見たことはないですがチベット人の誰でもいう説明によるとその事は確実らしい。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 又変じ得る人の感情ほど不思議な恐ろしいものもない。 宮本百合子『悲しめる心』より引用
  • その時己は奥さんの目のうちの微笑が、凱歌がいかを奏するようなわらいに変じているのを見た。 森鴎外『青年』より引用
  • しかしマンションはたった数秒で完全に崩壊し、巨大な瓦礫がれきの山へと変じてしまった。 川原礫『アクセル・ワールド 07 -災禍の鎧-』より引用
  • 公園が一瞬で地獄に変じたかのような、どうしようもない何か。 三田誠『レンタルマギカ 第01巻 魔法使い、貸します!』より引用
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