変じる

全て 動詞
76 の用例 (0.00 秒)
  • 形状定まらぬほどに姿を変じていても、それはまだひとであるのか。 流星香『プラパ・ゼータ 5 闇色の魔道士』より引用
  • この章で扱うのは、蛇や竜に変じたとされる女性の物語である。 田中貴子『悪女伝説の秘密』より引用
  • そして引上げられたときには、卵はすでにゆで卵に変じているのであった。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用
  • つまり良心がこのひとの心を一つの現世地獄に変じてしまったという話です。 エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳『嵐が丘』より引用
  • 毒も微量なら薬に変じることもあって、砒素ひそなども治療に用いられている。 吉行淳之介『贋食物誌』より引用
  • と自分の肉が音をたてて、別のものに変じたような気がした。 夢枕獏『東天の獅子 第四巻 天の巻・嘉納流柔術』より引用
  • そして悲しい事に、こんな新らしい悪事が何でもない習慣に変じて行った。 松永延造『職工と微笑』より引用
  • その想像がもはや変じて事実のように思われて居るから容易にその疑いがけない。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • そのときからこれはもう形見の品に変じていたような気がする。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • 屈辱と怒りのため、フォルテスの顔はすでに赤から紫へと変じていた。 水野良『剣の国の魔法戦士』より引用
  • すると牛魔王はあわててひょうに変じ、あべこべに虎をとって食おうとした。 呉承恩/檀一雄訳『西遊記(下)』より引用
  • これらの戦いによって、町の人口は減少し、次第に町は廃墟に変じた。
  • 生命の執着はさらに形を変じ姿を化して日常生活に刻々現われている。 和辻哲郎『霊的本能主義』より引用
  • それは次第に全身に及び、やがて静脈血までが同様の鮮紅色に変じた。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • おおご主人よ、私が奴隷たちの話を聞いたとき、光はわが目に闇と変じました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 01』より引用
  • たちまちぎんはしら横様よこさまたふれたとるまに、銀色ぎんいろおほきな竜体りゆうたいへんじてゐる。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 01 20080623』より引用
  • むこう側に立っていた黒い直垂を着ていた男の顔も、黒い犬のそれに変じていた。 夢枕獏『陰陽師』より引用
  • いまは、百歳を超えた老人のような、乾いた白髪ばかりに変じていた。 九里史生『SAO Web 0407 第八章02』より引用
  • その苦闘が別のなにかに変じたのがどのあたりだったのかは、自分ではわからない。 五百香ノエル『骸谷温泉殺人事件』より引用
  • 形の定まらない闇は、何万匹と集まって人影と変じた小蝿の群れだ。 加門七海『203号室』より引用
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