墓所に詣で

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  • 小学校の四年生になったとしの春、再婚さいこんする母につれられて東京に越してくるまで、彼は年に数回母とつれだって円覚寺の父の墓所にもうでた。 立原正秋『冬の旅』より引用
  • キリスト教は、当初から殉教者を出したが、その墓所に詣でて敬意を表する信者がいた。
  • 円朝死後三回忌のとき、その谷中やなかの墓所に詣でた人が、そこに「円朝倅」と鉛筆で書いた紙片をつけた花が供えてあったのを見たという。 山田風太郎『幻燈辻馬車(上)』より引用
  • 酒井は、不動堂に祈願すると、まず近接している松禅院の前を通って、不動堂から二、三分の距離にある慈忍和尚の墓所に詣でた。 長尾三郎『生き仏になった落ちこぼれ』より引用
  • ツァーリとなったドミトリーは、まず権力の正統化のためにイヴァン4世の眠るアルハンゲリスキー大聖堂の墓所に詣で、また「母親」マリヤ・ナガヤの住む修道院を訪問して息子だと認めさせた。
  • 地主権現から阿弥陀ヶ峰を通って横川中堂に出た酒井は、朱色の柱と欄干がまばゆいばかりの回廊を一回りし、元三大師の墓所に詣でた。 長尾三郎『生き仏になった落ちこぼれ』より引用
  • やがて、春日山城を出た景虎一行は、宿泊をかさね、越中の栴檀野せんだんのにたどりついて、亡父長尾為景の墓所に詣でて、菩提をとむらった。 桑田忠親『戦国史疑』より引用