墓地

全て 名詞
10,247 の用例 (0.02 秒)
  • 青年は、母にむかって、いましがた自分が墓地で見てきたことを話した。 ハーン/斎藤正二訳『怪談(完訳)』より引用
  • これを読んで岸本は墓地での印象が彼女の上にも深かったことを知った。 島崎藤村『新生』より引用
  • それは東京の青山墓地で女が絞殺死体となって発見された事件であった。 松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』より引用
  • 次郎衛門の墓は、檀家の墓地からさらに少し奥へ入った場所にあるのだ。 前薗はるか『痕~きずあと~』より引用
  • おまえは、墓地で僕らのすることが人間の目に触れないように出来るか? 縞田理理『霧の日にはラノンが視える3』より引用
  • 特に墓石を立てない外場の墓地は、そうと知って見なければ分からない。 小野不由美『屍鬼(上)』より引用
  • 新しくつくった墓地が水の下になりはしまいかと、そこに目をやった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(1部)』より引用
  • 見ると、もう一人の男が墓地の方でしきりにすきを動かしてゐるのが見えた。 田山花袋『ある僧の奇蹟』より引用
  • 屋根が蛇のうろこみたいに青く輝いて、まるで墓地へでも行ったようなんだ。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • 何も墓地を広くしないからッて死者に対する礼を欠くという訳はない。 正岡子規『墓』より引用
  • 私の母の墓は、その二百坪ほどある墓地の東北隅に東に面して立っている。 堀辰雄『花を持てる女』より引用
  • 彼は別の女と一緒に海の見える墓地にいた時のことを思い出した。 福永武彦『海市』より引用
  • 風は柳を吹いてゐます どこにこんな薄暗い墓地の景色があるのだらう。 萩原朔太郎『定本青猫』より引用
  • 彼女は文ちゃんの爺さんが葬られて居る北の小さな墓地に葬られました。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • 式が終わりに近づいた時、この男は父親と二人で墓地の入り口へ出ました。 和辻哲郎『土下座』より引用
  • 隣のT夫人が外から呼ぶので戸をあけて見たら月が墓地に冴えてゐた。 阿部次郎『三太郎の日記 第三』より引用
  • それから或る年の暮、青山墓地通りの満開の桜の下を二人は歩いて居た。 岡本かの子『春』より引用
  • 太兵衛さんは墓地じゃないところにまだねむっているかもしれないよ。 南原幹雄『付き馬屋おえん吉原御法度』より引用
  • 彼女は東京に出て、墓地を埋めて建てた家を知らずに借りて住んだ。 宮本百合子『秋の反射』より引用
  • 村人の畑は、この古い墓地の区域にまでもう迫ってきているように見えた。 林田清明『石仏』より引用
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