塀の内側

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  • この塀の内側には、ほんとうにそんなことが行なわれているのだろうか。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(1部)』より引用
  • 緑色の塀の内側からはあの日と同じように少女達の声がひびいていた。 李成『砧をうつ女』より引用
  • 踏み込んだ塀の内側は、浅井屋の建物の右脇のあたりにある庭であった。 宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』より引用
  • その塀の内側に何があるかはだれも知らないし、また知るすべもなかった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(1部)』より引用
  • 塀の内側は、およそ五百坪はあろうかという回遊式の庭園になっている。 垣根涼介『午前三時のルースター』より引用
  • 道の前後を窺ったが人の気配はなく、塀の内側にも何の物音もしなかった。 藤沢周平『麦屋町昼下がり』より引用
  • 門を抜けて右に折れ、塀の内側にそって少し走ると、広い駐車場があった。 西風隆介『神の系譜Ⅴ 竜の時間 亡国』より引用
  • 朝倉は塀の内側に沿って歩き、別の小径を見つけて林のなかに分け入った。 大藪春彦『蘇える金狼 野望篇』より引用
  • そこの犬、性格が悪くて、わたしやチアキに塀の内側から跳びかかるの。 樋口有介『魔女』より引用
  • それから、わきにかかえていた男を塀の内側の植えこみの陰におろした。 上橋菜穂子『守り人シリーズ02 闇の守り人』より引用
  • 小兵衛と於蝶が塀の内側へ溶けこんだとき、塀は音もなく閉ざされていた。 池波正太郎『蝶の戦記 上』より引用
  • 塀の外へこそ出て来ないが、通行人に塀の内側からうなり声を上げたりする。 平岩弓枝『御宿かわせみ 11 二十六夜待(にじゅうろくやまち)の殺人』より引用
  • 車を駐め、塀の内側にひっそりしている古い二階家の門をはいった。 南里征典『田園調布真紅夫人』より引用
  • そして誰もいないのを確認すると、塀の内側から國子に恭しく頭を垂れた。 池上永一『シャングリ・ラ 上』より引用
  • やがて、家の周囲と塀の内側までの余分にあった敷地を木が覆った。 乙一『GOTH リストカット事件』より引用
  • 塀の内側に落ちなかったことが不思議なくらいだ。 高杉良『金融腐蝕列島(上)』より引用
  • あれが監視塔だとしたら、この塀の内側は何なのだろう。 眉村卓『不定期エスパー7』より引用
  • 街へ通じる坂を下り始めると、塀の内側から虫の音が聞こえた。 深谷忠記『タイム』より引用
  • やがて例の塀の内側の泥の濠となる流れが、去年の落葉の下を通っているのだ。 山田風太郎『忍法封印いま破る』より引用
  • お石の体が道からはずれて、塀の内側に入ったとたん、左吉の態度が豹変した。 平岩弓枝『御宿かわせみ 32 十三歳の仲人』より引用
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