堪えがたい

全て 形容詞
516 の用例 (0.01 秒)
  • あの苦痛が堪えがたい挑戦のように思われたのはどうした訳だろう? ベルナノス『田舎司祭の日記』より引用
  • しかし、自分達の仲間からの攻撃は彼女にとつて堪えがたいものであつた。 伊藤野枝『乞食の名誉』より引用
  • 将来の可能性のほうが、確実な事実より堪えがたいものなのだろうか? ディケンズ/北川悌二訳『骨董屋(上)』より引用
  • 十ぐらい投げただけで肩の痛さが堪えがたくなり、運動の役にたたない。 坂口安吾『明日は天気になれ』より引用
  • するとさっきからつづいている空腹感は堪えがたいものになって来た。 藤沢周平『麦屋町昼下がり』より引用
  • 胸の痛みの時々起こるおりなども堪えがたそうな苦しみが見えた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • だが堪えがたいことには、ぼくらはまだその緊張から解放されない。 柴田翔『されどわれらが日々──』より引用
  • 苛立いらだつときの彼女の神経は、彼にはいつでも堪えがたいものであった。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • それを見ることも考えることも彼女の神経には堪えがたかった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • じっと坐っていると、手も足も堪えがたいほどにつめたくなって来る。 藤沢周平『蝉しぐれ』より引用
  • 私はその光景をなぜか堪えがたいように想い、顔をそむけて歩み去った。 大岡昇平『幼年』より引用
  • そのように生きることは人間には堪えがたい、と彼は思ったのだ。 カミュ/窪田啓作『異邦人』より引用
  • 写真がそんなに佃と自分との結合を記念して、消えないのが堪えがたかった。 宮本百合子『道標』より引用
  • あの人はその私の虚栄のカラクリの不潔さに堪えがたいものがあったのだ。 坂口安吾『三十歳』より引用
  • 保はこれらの人々と歩調を同じうして行くのを堪えがたく思った。 森鴎外『渋江抽斎』より引用
  • 何だか自分が大変な悪事を働いたような気がして、非常に堪えがたかった。 魯迅『阿Q正伝』より引用
  • この部落の中の、未開な生活の単調さが、堪えがたいものになってきた。 ハドスン/守屋陽一訳『緑の館』より引用
  • あれほど多くの人の目が自分の上にのしかかってくることは堪えがたいものである。 ユゴー・ヴィクトル『死刑囚最後の日』より引用
  • 狩りたてられている感じ、友達がいないという寂しさが堪えがたかった。 アシモフ/川口正吉訳『暗黒星雲のかなたに』より引用
  • こうして待っている間が実にえがたい程の長さであった。 島崎藤村『破戒』より引用
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