堅い

全て 形容詞
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  • 特別に口の堅い冷静な人間が選ばれているはずだが、口調が震えている。 小川一水『時砂の王』より引用
  • こちらをつ時にはあれほど堅い約束をして置きながら何と云うことだ。 相馬泰三『田舎医師の子』より引用
  • 寝床が堅いと気のついたのは、寝てからずいぶんたった後のことでした。 バーネット・フランシス・ホジソン・エリザ『小公女』より引用
  • まるで悪夢の中を歩いているかのごとく、身を堅くして入口を出ていく。 ムーア『大宇宙の魔女―ノースウェスト・スミス』より引用
  • 何処か心の底に堅くなったもののあるのを自らにもおし隠すようにして。 豊島与志雄『恩人』より引用
  • 私にはもう魂のない平面的な、現実の堅い皮ばかりしか残されていない。 豊島与志雄『蠱惑』より引用
  • それに、この方のお口の堅いことときたら、あたしと同じに絶対確実よ。 サド/澁澤龍彦訳『閨房哲学』より引用
  • スキーを持って行きましたが、雪が堅いので無くてもよいと思いました。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 私と会っている時でもどうかするとすぐ説教のような堅い話になるのよ。 倉田百三『出家とその弟子』より引用
  • 撞球ビリヤードのボールのように一つ一つ堅く個別的な存在ではなくなるのである。 ラッセル/日高一輝訳『幸福の獲得について』より引用
  • 「消してしまう必要はなかったのに」堅い沈黙を破ってカークがいった。 ジェイムズ・ブリッシュ『11 惑星ゴトスの妨害者』より引用
  • かたく眼閉じた眼が開いたときには陽子さんは驚いた表情をしていた。 小野不由美『悪霊シリーズ 6 悪霊とよばないで』より引用
  • 無言の誓約が一同の手を通して、六人の胸の中に堅く誓われたのである。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
  • 外に出ると彼等の緊張し興奮した精神はそのままに堅く凝結してしまった。 豊島与志雄『囚われ』より引用
  • 私は印度が世界に對して一つの使命を有つてゐることを堅く信じてゐる。 福永渙『劒の教義』より引用
  • 自分へは祖母さんからその話があったが、堅く断ったと書いてよこした。 島崎藤村『新生』より引用
  • そこいらには堅い地を割って出て来て、花をつけている春の草もある。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • なんでも我々二人はもう二時間近く、街の堅い敷石を踏んで歩いている。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • 明日あすもまた天気てんきとみえてゆきうえはもはや幾分いくぶんかたくなってこおっています。 小川未明『おおかみと人』より引用
  • これをおまえたちはかたくおぼえてあとでもけっしてわすれてはいけない。 宮沢賢治『学者アラムハラドの見た着物』より引用
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