城中

全て 名詞
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  • 実は新聞記者達も随伴して初めて城中を垣間かいま見る事を許されたのである。 松下竜一『砦に拠る』より引用
  • われわれは城中勤めだども、商人は特別のことでもなければ城には入らん。 藤沢周平『秘太刀馬の骨』より引用
  • その時、白と赤の二匹の狐が城中より明・朝鮮連合軍の方へ走って行った。
  • 城中の難儀は一通りではなかったが、少しも弱った様子を見せなかった。 海音寺潮五郎『新太閤記(二)』より引用
  • あらゆる作戦も、ほとんど城中の敵には、何のこたえもないかのようで。 吉川英治『新書太閤記(六)』より引用
  • 兵らは番の者だけのこし引き上げたが、間もなく城中から使が来て言う。 海音寺潮五郎『列藩騒動録(一)』より引用
  • 城中二日の空気は或る程度ここの詰所つめしよからでも感知することができた。 吉川英治『新書太閤記(八)』より引用
  • 欧陽侍郎は宋江を城中に請じ入れ、国舅・康里定安にその旨を報告した。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(六)』より引用
  • 物頭をつとめていた三年前に、三左エ門は城中で女性を一人刺殺した。 藤沢周平『隠し剣孤影抄』より引用
  • それは、城中に、対等で話せる男性が一人もいないということであった。 宮本百合子『古き小画』より引用
  • だから現在、引き続き信用できる部下に城中を探させている最中である。 今野緒雪『スリピッシュ! 02 ―盤外の遊戯―』より引用
  • 送って来た秀政の家臣が、城中から渡された経緯のあらましを報告する。 吉川英治『新書太閤記(九)』より引用
  • 城中で脇差しを帯びることが許されているのは、原則、大名たちだけだ。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • 城中五百の生命を、もう四、五日限りと断じてしまうと同じだからである。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
  • 建安の村に住んでいる者が、常に一人の小さいしもべを城中のいちへ使いに出していました。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 城中には三百人の反対派が詰めていたが、女達は記者団に豚汁を振舞った。 松下竜一『砦に拠る』より引用
  • 今にして思えば、敵の大部分は城中になく、城外にいたのである。 吉川英治『三国志』より引用
  • それこそが、昔から城中の人間を震え上がらせている、あの声なのだった。 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』より引用
  • 何としても、城中にあるお味方の最後のもう一耐ひとこらえが大事です。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
  • 城中の人と寺中の僧と、死んだ者の数はかの神の告げに符合していた。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
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