埋没すること

22 の用例 (0.00 秒)
  • 彼女の中に埋没することによって不安をまぎらそうとしているようである。 森村誠一『悪魔の圏内(テリトリー)』より引用
  • だが、日常性に埋没することなく非日常的なものを追求してゆく方向をもつ必要がある。 高野悦子『二十歳の原点』より引用
  • 集団に埋没すること、組織の一員であることが不可能なくらいに。 西尾維新『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』より引用
  • 大スフィンクスは、古来、幾度か砂に埋没することを繰り返している。
  • ただ日常に埋没まいぼつすることを望んだ。 片山憲太郎『電波的な彼女01』より引用
  • 思考の海に埋没することで辛うじて保った意識は、最早現実と心象世界の区別さえ無い。 事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』より引用
  • いつか胸を張って父に会える男であろうという思いが、故郷のスラムに埋没することを防ぎ、最低限の向上心を自分に与えてくれていた。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 03 赤い彗星』より引用
  • 群集に埋没することを願って身体を小綺麗に保つぐらいなら、薄汚れていた方がよっぽどましだった。 馳星周『生誕祭(上)』より引用
  • 樹海の真っただ中にあって、植物に埋没することなく威容を誇る人の遺物があった。 千葉暁『アルス・マグナ3 大いなる秘法 碧眼の女神』より引用
  • やさしさとは、やさしさに埋没することではない。 石原吉郎『望郷と海』より引用
  • 生き埋めとは、動物が生きたままで土中などに埋没すること、あるいは、人為的に埋没させられることを言う。
  • 埋没することによって、確実に生きようとする。 荒俣宏『別世界通信』より引用
  • 現在の地球上では枯れて倒れた樹木は大半がシロアリやキノコに代表される菌類や微生物によって分解されてしまうが、石炭ができるためには完全に分解される前に地中に埋没することが必要である。
  • ところが、終端駅の側線が雪で埋没することで方向転換不能に陥るケースやラッセルヘッドの回転スペース確保のため線路脇の除雪が必要となる等の問題点が生じたため、その改善策として、1976年からは両頭式で製造された。
  • 何世紀にもわたり、神殿は吹き積もる砂漠の砂やナイル川によって堆積した川の沈泥の層の下12メートルの深さに埋没することとなった。
  • 父と母の死につき合った鵜沢という男に、瓔子がのめりこんで行ったことは、わたしから見れば彼女自身が触れたくない記憶に埋没することであり、救けを求めながら、底なしのふちに自ら近づいて行く痛ましい姿であった。 山本道子『ベティさんの庭』より引用
  • 広樹は、ひとつのものが気にいると、とことんその中に埋没することに愉しみを見出す人間だ。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
  • 設備設計に於いては急激な孕みが生じると極端な例では堰板本体に釘で留め付けた各種設備用ボックスが外れることがあり、型枠撤去時に本来なら見えるべき設備がコンクリートの奥側に埋没することがある。
  • 高橋お伝の斬首執行以後、三月ほど監獄署を休んだ吉亮は、路くヽヽとの新婚生活に身を埋没することで、ようやくかつての元気をとりもどすことができた。 綱淵謙錠『斬(ざん)』より引用
  • このポチの身の上に起った出来事がきっかけで、徳山道助は、今まで心の奥底に埋没することに成功していた、支那事変でのさまざまな忌わしい思い出に再び見舞われ、苦しめられるようになった。 柏原兵三『徳山道助の帰郷』より引用
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