坪の地所

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  • ばかな女だと思ったが、その百坪の地所でも売れば或る程度の金にはなる。 松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』より引用
  • 一万二千七百坪の地所は、大学としては決して大きなものではない。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • 今の我邦わがくに有様ありさまならどんな家でも一坪や二坪の地所を養鶏場に出来ない事はありますまい。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 二百余坪の地所に、三十坪ばかりの風雅な藁屋根の家でした。 小金井喜美子『鴎外の思い出』より引用
  • もっとも養鶏場を庭先へ設けて池の代りにする事も出来ますまいが一坪や二坪の地所ならば何処どこへでもこしらえる事が出来ます。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 一万両というのはまた途方もない大金ですが、三千六百坪の地所の上にデンと構えた屯所を眺めれば、さもありなんという気がしたものです。 浅田次郎『壬生義士伝 上』より引用
  • 高さ八尺の杉板塀で囲まれた百坪の地所内には、小さな蔵がふたつに、二十畳の広間を併せ持つ母屋が造作されていた。 山本一力『損料屋喜八郎始末控え』より引用
  • ただひとつこの親子にとって仕合わせだったのは、鉄工所とそれにつづく親子四人と年季小僧の五人で住んでいた家の建っていた二百五十坪の地所は、借地ではなく伊藤家の持ち地所であった。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 上』より引用
  • 私は漸と、数本の、大きなにれの木のある、杉皮葺すぎかわぶきの山小屋を、五六百坪の地所ぐるみ手に入れることが出来た。 堀辰雄『楡の家』より引用
  • 私は漸っと、数本の、大きなにれの木のある、杉皮葺すぎかわぶきの山小屋を、五六百坪の地所ぐるみ手に入れることが出来た。 堀辰雄『菜穂子』より引用
  • 彼は、源一にすすめて、源一もこの表通りへ出てきたらいいだろうといったが、源一は矢口家やぐちけのおかみさんからゆずられた裏通りの一坪の地所から放れるつもりはなかった。 海野十三『一坪館』より引用
  • 侯爵家こうしやくけ」のモデルを十四万坪の地所、三万坪屋敷の西郷従道さいごうつぐみち侯邸に求めて、そのスケッチは詳細をきわめる。 松本清張『過ぎゆく日暦』より引用
  • 麻布箪笥町十五番地、フィンランド大使館にちかい百八十坪の地所に建てられた鉄骨コンクリート延百四十六坪の建物は、一階が定員およそ百三十人の小劇場、二階が図書室、事務室、演技員室等にわかれている。 芥川比呂志『決められた以外のせりふ』より引用

坪の地所 の使われ方