坐りこむ

全て 動詞
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  • その朝はお茶を持って来て、加藤の机のそばにすわりこんで動かなかった。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • なんのためにここへ坐りこんだか、それさえもあまり明白ではなかった。 久生十蘭『金狼』より引用
  • いつまでも、黙って坐りこんでいる姿には、異常なものすら感じられる。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 彼はどことなく気分が悪くなり、坐りこんだほうがよさそうだと思った。 ヘミングウェー/高村勝治訳『われらの時代に/ヘミングウェー短編集1』より引用
  • 貧乏人たちはひと儲けしようとして朝の五時からその教会に坐りこんだ。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(下)』より引用
  • 加藤はあいかわらず怒ったような顔をしたままそこにすわりこんでいた。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • 松の根もとに坐りこんだ老母はその時、息もしていないように見えた。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • ひとの部屋に勝手に入りこみ、彼のベッドに坐りこんで動こうとしない。 原登『村 の 名 前』より引用
  • 彼女は紙のように色を失って、へなへなと椅子に坐りこみ、つぶやいた。 ルブラン/野内良三訳『ルパン対ホームズ』より引用
  • 彼は、とっておきの笑みを浮かべ、彼女の怒りを無視したまま坐りこんだ。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『06 気ちがい科学者』より引用
  • お角は坐りこんでさっき馬五郎の後からきた若い男に酒をいでいる。 藤沢周平『暁のひかり』より引用
  • 二人が足を伸ばして坐りこみ、窮屈さを感じることなく水の上に出られる。 山際淳司『ニューヨークは笑わない』より引用
  • 彼が出ていってからもしばらく、二人で坐りこんで二杯目のコーヒーを飲んだ。 C・D・シマック『マストドニア』より引用
  • その例の手段をろうと思って、そこへ廓然無聖かくぜんむしょうと坐りこんだわけです。 河口慧海『チベット旅行記(上)』より引用
  • 柳の木のあいだで衣服を脱ぎ、水のなかへはいって行って、坐りこんだ。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • そして地べたに坐りこむと足の間にそれを置いて両手で、食べ始めた。 宮本百合子『貧しき人々の群』より引用
  • 朝もまだ早いというのに、坐りこんで飲み食いしている者たちもいる。 エディングス『ベルガリアード物語1 予言の守護者』より引用
  • 課長は部屋にもどって来るやいなや彼の肩をたたいて横にすわりこんだ。 開高健『パニック・裸の王様』より引用
  • 僕は自分がその場に坐りこんでしまうのではないかと思った。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
  • そこへ行ってふとんにすこし膝をかけるようにして坐りこんで、さて。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
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坐りこむ の使われ方