均しい

全て 形容詞
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  • まず人間の五体を見るのに、その顔においては、左右に均しい眼がある。 小出楢重『油絵新技法』より引用
  • すると、弥生が急いで新入りの分まで手を伸ばしてご飯を均してやった。 桐野夏生『OUT(上)』より引用
  • 師匠が均した日には、きれいに広げきったカルビ六枚で白飯を埋めてしまう。 桐野夏生『OUT(下)』より引用
  • 愛と芸術の悩みを悩むものは、均しく彼等の声に耳をかたむくべきである。 岸田国士『『落伍者の群』を聴け』より引用
  • 一人のクラリモンドを持つのは、二十人の情婦を持つのにも均しい。 ゴーチェ・テオフィル『クラリモンド』より引用
  • 小石を敷きならしたようないい平で、小屋でもあったらしい跡がある。 木暮理太郎『秋の鬼怒沼 』より引用
  • 今のリロイには、カルテイルもレナも、 ひとしく破壊の対象でしかない。 安井健太郎『ラグナロク 第01巻 黒き獣』より引用
  • 大店の小僧達が自分の店の前に出来た水たまりをほうきならしている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 22 清姫おりょう』より引用
  • これから宅地になるような、ならした地面があり、我々の背よりも高くすすきが生えていた。 北村薫『覆面作家の夢の家』より引用
  • 作務衣の男が、一番端にいた実歌を横にさせると、砂をならしていた他の二人の従業員を呼んだ。 坂東眞砂子『夢の封印』より引用
  • キャッチャーの位置で地面をならしていた真壁が驚いたようにマスクを外した。 ヒキタクニオ『消し屋A』より引用
  • こはあたかも土佐狩野とさかのうの古画と西洋油画とを区別して論ずるにひとし。 永井荷風『江戸芸術論』より引用
  • 死は誰にもひとしくおとずれるものだから、人は必ず現し国から黄泉の国へ行く。 安部龍太郎『戦国秘譚 神々に告ぐ(下)』より引用
  • 五百四十両のうち二百六十両は、その前の月からのもので、これの日にならした利息が十四両加算されます。 藤沢周平『又蔵の火』より引用
  • 伯孝と周迪とはひとしく馬屋原を氏として、均しく蘭軒に接触した人である。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • それでも彼には鋼鉄で鋳上げた一大鉄爐の四壁にも均しいものである。 平出修『逆徒』より引用
  • その数はほとんどひとしいので、まず勅任官ちょくにんかんの僧侶が百六十五名ある。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 之をさえ均して了おうとすれば、研究上のテーマの積極性というものは失われるに相違ない。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • 雪を均し、クレバスを埋めて作られたが、舗装されておらず、旗で道が示してある。
  • 五日市が開き、氷谷がならした道に、おれは何の苦もなく踏み出した。 米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件〈上〉』より引用